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最近お気に入りのレンズ

お気に入りのレンズはBELL&HOWELL製SUPER COMAT 1INCH f1.9という、16mmシネ用のレンズ。


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    ご存じの方もいるかもしれないが念のため書いておくと… 

   マイクロフォーサーズ(M3/4)のカメラ、パナソニックのG1、G2、GH2とオリンパスE-PL1のシリーズ、EP1、EP2にCマウントアダ プターを介して取り付けられるレンズ。もともと昔の16mmシネマカメラ用のレンズだったんだけど、いつの間にか16mmのムービーカメラもなくなってし まい、カメラはもとよりレンズも価値はなくなり、コレクターズアイテムとして狭い世界で生きていたレンズ。

 ところが、パナソニックとオリンパスが先に書いたマイクロフォーサーズの統一規格(マウントのカタチ)でカメラやレンズを2008年から作り始めたのだった。ちなみにその1号機がパナのG1というわけだ。

  その後レンズ交換ができるボディということで、各社で様々なレンズアダプターが作られ、昔のレンズがいろいろと使えるようになってきたのだ。16mmシネ用のレンズもCマウントアダプターでパナやオリのボディに付けて撮影が出来るようになったというワケ。余談だが、使い途のなかったシネマレンズが世界中で大量に市場に出回り、一気に値が上がってしまったのだ。一時より落ち着いたがそれでも現在でもいい値段で取引されているようだ。

   イメージサークルが小さいのでマイクロフォーサーズ専用のレンズや35mm用のレンズなどに比べると、簡単に書くと画像的には写真のように周辺がグルグルと流れる独特の感じで、周辺光量(四隅)が足りないのでケラレるため絞りは開放f1.9~f2.8あたりで撮ることが多い。それもクセとして捉えれば、とてもおもしろく、撮っていて楽しいレンズなのだ。焦点距離が25mmなのでM3/4のカメラに付けると焦点距離は2倍の50mmになる。35mmカメラの標準レンズで撮影しているイメージと思えばいい。



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