『猫の介護ハンドブック』を読んで。

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ぷにさん。ごはんを自分から食べれなくなって毎日手からの給餌や本当に食べれない時の強制給餌をはじめて約2年。今年の春に重積の発作を起こし脳に疾患があること脊髄空洞症を患ってる事が分かりました。毎日のQOLを保つために沢山のお薬を飲んでいます。 ―――――――――――――――――――――― 朝は、ステロイド、胃薬、神経痛の痛み止めめまいを抑えるシロップのお薬をカプセルにいれて×5 昼は関節のサプリ、神経痛の痛み止め夜はめまいを抑えるシロップのお薬をカプセルにいれて×5 寝る前に神経痛の痛み止め肝臓のお薬、腸のサプリ吐き気がある時は＋吐き気止め ――――――――――――――――――――――― 気圧のアプリも欠かせずで毎日ジェットコースターのように体調がめまぐるしく変わるぷにさん。その度にわたしの心も一喜一憂して。何が正しくて何が間違いなのか？？そんな答えのない自問自答を繰り返して『痛みなく過ごせる毎日』を過ごせるようにと。これだけは忘れないようにって。ステロイドの副作用で尿糖が出てるので 1週間に1回は自宅で採取したものを持って行って尿検査、お薬も色んな種類を試したりしてほとんど動物病院と自宅の行き来。ぷにさんを連れて行かなくてもいい時はなるべく私だけ病院へ行って動画や写真で先生に様子を伝えてお薬の量を調整してぷにさんの負担も減らしています。ぷにさんのサインを 1㎜も見逃したらいけない。そんな狭い視野にさえなっていて今年になってわたし自身体重が5kｇも痩せました。ちゃんとしなきゃ。ちゃんと看ていなきゃ。しっかりやらなきゃ。自分の食べる時間も忘れて色んな事を血眼になって探す。そんな毎日を繰り返していたんです。そんなヘロヘロなわたしに沢山の人に知識を貸してもらってアドバイスをもらって救ってもらった今年の夏でした。ぷにさんの病院の転院の背中も押してもらって。それでも向き合う日々の中少しずつこぼれていくぷにさんの命のかけらがわたしは怖くてたまりませんでした。愛おしいのに苦しい。この本にはそんな飼い主の『苦しい』を救ってくれる言葉がたっくさん詰まってました。