皆様、こんにちは。
連日猛暑が続き、ほんの少し外を歩いただけでも汗だくになってしまいますね
熱中症で搬送される方も増え、涼しいはずの北海道では都内よりも気温が高くなる日もあり、他の県でも40℃近くに昇る日もあるとか・・・
コロナ対応に熱中症対応で、医療現場は本当に大変な状況。
1日も早くコロナが終息して欲しいと願う今日この頃です。
さて、前回少しお話させていただきましたが・・・
ただいま芸能の方は少しお休みして、医療系の事務員として携わらせていただいている関係で、医療従事者枠で一足お先にワクチンを接種させていただきましたので、今後ワクチンを打たれる方の参考になればと思い『備忘録』としてご紹介させていただきます。
副反応のことなどいろいろ心配されている方のお役にたてれば幸いです。
【COVID-19 ワクチン接種1回目】
5月27日(木)
都内某所 大規模集団接種会場にて
ファイザー社製
予約で決められた時間の少し前に会場に到着。
服装は腕(肩あたり)を出せるようなものとの指定があったので、フレンチスリーブのカットソーを着用して行きました。
予診票を事前に所属の医療機関から渡されていたので、問診内容と当日の体温を記入をしたものを持参。
受付を済ませ、スタッフの方の誘導に従い、間隔をあけて列に並ぶ。
いくつかのブロックに医師と看護師さんがいて、一人ずつ順番に対応。
まもなく自分の番になり、予診票を渡して、ワクチン接種へ。
最初に接種する部分への消毒。
他の注射と同じように「アルコール消毒は大丈夫か?」と看護師さんに聞かれる。
問題ないと返答し、そのまま接種へ。
針がささる時にチクッとする痛みは、おそらく普通の注射と同様。
(当方、これまでインフルエンザにかかったこともなく、予防接種も打ったことが無いため、比較は不能)
接種後、仕切りをされた個別の座席へ移動し、最低でも15分ほどは様子見で待機が必要。
特に時間を測る方はおらず、各自の判断で退場。
腕に力をいれたり、重いものを持ったりしないようにとの注意書きがあったので、鞄などは反対側の手で持つようにし、早めに休んだ方が良いと判断して、帰宅。
約2時間後 (体温36.2)
・腕の痺れと痛み
・首や関節の痛みと倦怠感
・頭痛
翌朝 (体温 36.3)
・上記症状の継続
・悪寒
・喉の渇き!?で声がガラガラになり、鼻づまりのような症状が追加される
翌日 午後 (体温 36.4)
・上記のこれまでの症状の継続
・倦怠感
・鼻づまりはお昼過ぎに鼻水へと変化
・ワクチンをうった腕がカチコチの固さに(イメージとしてはムキムキさんの上腕二頭筋並みで、反対腕との差が顕著)
翌日 夕方~夜 (36.2)
・上記のこれまでの症状の継続。しかし、鼻水は治まる
・注射をうった部分に若干の痒みがでるが、我慢できないほどでもないので放置
翌々日 朝 (35.9)
・首にだるさが残り、凝っている
・腕の痺れと重だるさは解消され、うっすらと痛みが残る程度で問題なし
この後、徐々にだるさ等は緩和される。
【COVID-19 ワクチン接種2回目】
6月19日(土)
都内某病院にて
ファイザー社製
今回は大規模接種会場ではなく、病院での接種。
予約時間の少し前に到着し、前回と同様に予診票を提出。
私は大腸がん術後だった為、問診の既往症のところにその旨を記載していたため、先に医師との面談がありました。
経緯と現状の様子などを伝え、問題がないことを確認してから、接種へ。
もし、症状などの不安のある方は、予診票に記載して、接種前に医師と面談して確認してもらうことをおすすめします。
何も書いていないと、特に大規模接種会場では、そのまますぐに接種になってしまいます。
少しでも心配なことがある方は、医師と話をして、納得した上で接種されることをおすすめします
そして、接種する場所に案内され、順番待ち。
待機場所に椅子が並べられ、医師と看護師さんが順に回ってきて接種。
その都度、手袋等(接種者に触れるものすべて)を交換し、消毒をしてから対応するという風に感染対策もバッチリ。
アレルギーがないかを確認してから、ワクチン接種へ。
とても丁寧に打ってくださったみたいで、前回ほどチクッとした感じはなかったです。
今回も15分ほど待機して、何も異常がないことを確認してから、退出。
余談ですが、同じところで接種した他の病院の医療従事者の方は、アトピーだかアレルギーだかがあるとのことで、通常は接種後15分ぐらい待機して様子見になるのですが、その方は30分ほど様子見をすることになりました。
予診票に何か特記事項がある場合は、先に別室で医師の面談がありました。
私も「大腸がん術後」と記載していたので、別室で問診を受け、大丈夫か否かの確認をしてから接種へ。
1回目は大規模接種会場で受け、そこではそういう確認がありませんでしたが、2回目は病院で受けたので、ちゃんと確認してくれました。
大規模会場だとそこまで細かくみてくれないかもしれません
・15分後
ほとんど異常なし。
たまに腕を動かすとチクッとした痛みが瞬間的にあるぐらい。
・1時間後
職場の看護師さんたちからのアドバイスで、先回りしてカロナール服薬。
仕事に穴が開くと困るので。
医療従事者の皆さんは、そういう点でもとても努力もされてます。
・3時間経過
今回は接種した部分が全然痛くない。
腕と首と肩が若干だるいかなぁ~という気がしなくもないが、腕は上がるし、1回目と違うのは早めのカロナール効果かな。
明日はやはりお熱が出るのかしら?と思い、熱がでても食べやすい食料と水分等を調達済みで、副反応対策は万全に。
・初日夜
熱 35.9℃
次第に腕が痛くなり、横になっても寝返りの時に激痛。
少しでも腕を動かそうものなら、無理やり接着剤で固定されたものを剥がすような感じになり、動かし辛くて激痛。
首や肩もだるいが、腕の痛みが強くて、他がかすれる程。
・翌日朝
熱 37.7℃
目覚めたら一気に体温があがっていた。
起きようとすると、少しクラクラしたので、しばらく横になるが、動くと腕が痛い。
ゆっくり起きてから、二度目のカロナールを服薬して様子見。
・翌日昼
カロナールが効いたのか、熱は37.2℃まで下がり、激しい痛みのあった腕も朝よりだいぶましになり、痛いながらも動かすのに苦労することもなくなりました。
元々、大腸がん術後なこと以外は特に疾患もなく、昨年からずっと体温測定もしていますが、いたって異常なし。
・翌日午後~夕方
熱が38.8℃まで上昇
他の薬もだが、カロナールの服用はある程度間隔をあけなくてはならないので、高熱のまま暑い時間帯をなんとかやりすごす。
冷えピタや冷却シートを活用。
薬を飲める段階で服用し、夕方には37.9℃
接種した部分の腕が少し腫れ気味
【ワクチン備忘録】
・翌日夜
ようやく熱が36.8℃まで下がる。
自身の平熱35.5~36.6℃ぐらいなのでほぼ正常な体温に。
腕の痛みもだいぶやわらぎ、手を上に上げると少々鈍い痛みがあるかな~というぐらい。
首や肩の凝りも、いつもの感じに戻り、峠はこえたと思われる。
途中でリポDとポカリを補給。
あとは、寝る前にあと1錠残っているカロナールを服用して、おやすみなさい。
・翌々日朝
熱36.3℃平熱に戻りました。
腕はまだ少し痛むが、筋肉痛のような感覚。
腫れもほとんどおさまっている模様。
抗体ができるまでにしばらく時間がかかるみたいなので、引き続きマスクと手洗いと除菌で、しっかり感染症対策をしたいと思います。
しかし、1日の中でもこんなに体温が変化しまくったのは初めてかもしれないので、気持ち的に結構疲れました。
以前、麻酔をした時も感じましたが、薬の力はすごいですね。
効力もある分、恐さもあるし、ワクチンを躊躇される方の気持ちもよくわかります。
接種する方は安心して受けれますように。
ちなみに、ワクチンを接種した看護師さんは、4日間ほど熱があったり、吐き気があったりして、食事がとれない状態でしたが、それでもカロナールを服用しながら、休まずお仕事をされている方もいます。
医療現場は本当に大変な中で、自身の身体がボロボロになりながらも医療従事者の皆さんが尽力してくださっています。
そういう方達が踏ん張ってくれているからこそ、医療が受けられていることを、どうか多くの方にご理解・ご協力いただければと思います。
都内はすでに医療崩壊で、自宅待機とされた方が病状が急変し、亡くなっている状況です。
また、本来は普通の病や怪我で医療を必要とされている方の治療が後回しにされています。
明日、もし倒れても、救急搬送で受け入れてもらえる病院がないかもしれない。
誰もがその危機に面して生きていかなければならない現状。
どうか、感染しないように、感染させないように、気をつけて生活してください。
そして、なるべく病気や怪我をしないように、無事に日々を過ごせることを祈っています。
ということで、ワクチンひとあしお先に失礼しました。
2回目の接種から、1ヶ月以上経過しているので、おそらく抗体はできていると思いますが、持続力がどのぐらいあるのか等は、まだ未知な部分がたくさんあります。
3回目の接種も必要になるなどの話もでてきていますし、ワクチンを打ったから絶対に大丈夫とは言えず、2回打っている方の中にも感染者はでてきています。
最低限でも、日本を鎖国状態にして、デルタなどの変異株を入れないことがまずは大事かなと考えます。
その状況で、陽性者を隔離し、国内の濃厚接触者を減らしていくことで道が開けるかなと。
とにかく皆様もどうかご安全に