語録85
Jは言った。 「アダムは偉大な力と偉大な富から生まれたが、あなたがたにはふさわしくなかった。彼がふさわしかったなら、死を味わうことはなかっただろう」
J said, “Adam came from great power and great wealth, but he was not worthy of you. For had he been worthy, he would not have tasted death.”
この言葉は、結局のところ、コースが 「小さな狂気の想念」 と言及している通り、分離というのはそんなに素晴らしい考えではなかった(ない!)し、私たちは、死という自我の思考体系を選ぶよりもうまくやることができたのだということを、さらに示すものである。 明らかに、分離に通じるあらゆる見せかけの力、ここでは根源的/原型的な最初の人間としてのアダムに割り当てられているが、それは何の意味もない。このように見るならば、私たちは、自分たちがエゴではないということを思い出させてもらえる。(語録56、80、111のコメント 比較)
(野口博和訳)