野球、サッカー、相撲等など。
実は自転車レースでさえも、それほど観ません。
海外のレースはローラー練習の時のみ観ますが、国内のレースは観た事がありませんでした。
だって、展開に乏しくてあんまり面白くなさそうだったんですもん。
そう思っていたときもありました。
この本を読むまでは・・・
「エスケープ」 佐藤喬 著
２０１４年の全日本選手権を題材にした本です。
実際のレース、実在の人物が実名で登場し、その心中までもが書かれているのですから、よほど綿密な取材をされたのでしょう。
レース中の各選手の思惑や戦略。
それらが的中したり、裏目に出たり。
この残り距離数の表示により、小説でありながら実際にテレビの自転車レースを観戦しているかのようにレースの展開に一喜一憂してしますのです。
ワタシは常々、原作に敵う映画は無いと思っています。
実際の文字に表していないトコロを読み手の想像力にて補う書物。
それこそ監督、キャスティング、特殊効果なんて思いのままなんですよ。
今の技術では表現出来ない映像も脳内では自由自在です。
それを自転車レースで。
自転車、自転車レース観戦が大好きな方はもとより、ワタシのように、今まで自転車レースの視聴を趣味としていなかった方。
自転車レースの面白さが分からないという方。
まだ、自転車レースを（テレビ放送を含め）観たことがないという方。
そんなアナタにこそ、ぜひ読んでいただきたい。
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自転車ブログみたいｗと思われたら。
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