金継ぎ 前編 | ゆきのブログ

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やってもた。




最近何かとバタバタ忙しく、ついつい動きが粗雑になってしまってる証拠。


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大好きな萩焼。


しかも『金継ぎ』をしている古萩茶碗。
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毎日使っていた茶碗。
こいつを豪気に割ってしまった(>_<)




先週は萩の粉引を割ったばかり。

捨てる気にもなれず、直す事にしました。


『金継ぎ』修理をしてくれる所をネットで物色していると、早くても1ヶ月の歳月とそこそこの費用が。。


修理が1碗だけなら考えましたが、、、
割れたカップソーサーや、欠けた小皿や湯のみなどあるので、8000円位で売っている『金継ぎキット』なるものを買おうかとも考えましたが、、、僕ならもっと安く仕上げられる気がしてきて、YouTubeにて簡単な継ぎを探して覚えました。


昔に釣竿を作った記憶を蘇らせながら、漆系塗料やパテを物色。
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まずはエポキシ系のボンドにて復元します。
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1剤と2剤を混ぜて使用、今回は25分で硬化が始まり5分で固まるタイプをチョイス。養生テープで補助しながら硬化を待ちます。
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次の日、完全に硬化したはみ出たエポキシ系ボンドを彫刻刀でキレイに剥がし、耐水ペーパーでしっかりとボンドを剥がします。
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しんどい作業ですがキッチリやりましょう!



表面の油分を拭い、割れ目に沿って漆を塗り込みます。
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これは乾くのに時間がかかるので触らずに24時間放置します。
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乾いたらまたまた耐水ペーパーにて余分な漆を削り落とします。
これでエポキシ部は表面には出ません。



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さて、ここからが腕の見せどころ!
超細い固めの筆で再び漆をびび割れに沿って塗っていきます。
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できました。
そして2時間から3時間ほど放置、半乾きになったのを確認して金粉を振りかけます。
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柔らかいハケや真綿で漆の上に金粉を被せます。あまり強くするとダメみたいですね。
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後は漆が完全に乾くまでガマン!





後半に続く。