美しくも儚く散りゆく"サクラ"

美しくも儚く散りゆく"サクラ"

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昨日?日付超えたから一昨日か?
まぁ日曜日ですね、舞台「弱虫ペダル」ライブビューイング 見てきましたー!

こないだ生で見たんだけどね!ペダステ生で見るの初めてだったからドキドキしたわー

とりあえずライビュってアップになるじゃん やばいよね……
とんちゃんのアップは辛い……にやけが止まらなかった……
アップになった脚が素敵すぎた…カメラマンさんまじナイス って心から思った。←

そしてアップで「ユキちゃん」が聞けて死ぬかと思った。
あそこだけムービーと音声欲しいもん 永遠に聞いていられる。

あとねクラシック鳴ってる!って時の笑顔!
もう私もクラシック聞く!ってなったwww←

葦木場はちょっと天然な感じだからホワホワしてるのよ
そんなの可愛いに決まってるよね
モブで出てる時もとんちゃんを探してガン見ですよ
1年生の役の時は葦木場とはまた違った可愛さで もー!!ってなった。

ただただ可愛いという感想しか出てきません。←語彙力


あ、そうそうその日は久々にまいにーに会ったの!
まいにーはマチソワで別の舞台だったんだけど、朝着くって聞いたから会いに行ってきました!恒例ですね!

久々だったなー薄ミュ振り?
キャスト館空いてないからとりあえず劇場行って 椅子に座って2時間ぐらい あーだこーだ話してましたね

まぁ基本的に私がまいにーに色んな画像見せて それにまいにーが対抗して違う人の画像出して 負けた…… とか言ってるだけなんですけどねwwww

BF学園も見せたし!龍儀くんも見せたし!
もちろんとんちゃんも 翔太も辻ちゃんも見せましたよ!!

あとは刀剣乱舞ちょっと見せたら可愛いって言ってくれたので、近々DVD送り付けようと思います。
あと薄ミュね。

名刺入れもプレゼント出来たのでよかったです(^Д^)
そーゆーのは誰かにプレゼントした事もないし 自分で使った事もないから分かんなくてさ……しかも配達が間に合うかというギリギリだったのでほんと間に合ってよかった。
まぁ間に合わなかったら送り付けてたけどねΣd(・ω・*)

まいにーからはディズニーのお土産のボールペンとクッキー貰いました!
あとは頼んでないのに龍儀くんの日本横断をダビングしてくれて……ほんとありがと!!!

そしてなんとですね……渡したお手紙全くお同じデザインでしたwwww
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まじ仲良しかよwwww
まいにーが出した瞬間「え、待ってwあげたのと多分一緒のヤツwwww」ってなって急いで出したら ほんとに一緒だったwwwww
2人で笑ったわwwww

その後キャスト館空いたから行って色々見てちょっと買ってきた!
んでお昼ご飯買って また劇場戻って食べたら、舞台始まる時間になったので、入口でお見送りして 私は池袋散策!

アニメ館で今剣のぬいぐるみ買ったり 色々見て マチネ終わる時間ぐらいになったから劇場行って 出待ち笑

そしてめぐみちゃん合流してちょっと3人で話して 私とめぐみちゃんは新宿へ……!←ライビュ会場が新宿でした

最初5分ぐらい間に合わなかったねw
計画性のなさねw私達らしいよwwww

そして席着いてすぐぐらいに「ユキちゃん」のシーンだったから危うく聞き逃す所だったよ!危ない!

そして終わってビレバンとか見て解散!
スケジュール帳が売ってなかった!もう今のスケジュール帳終わるのに!やばい!

めぐみちゃんに色々DVD借りたので見まくります!!
しかも今剣、三日月さん、岩融のラバストも貰ったの!

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これ購入品&貰い物&借り物!!

まぁそんな感じでしたねー
あ、帰り電車止まったの!幸せな気分で帰ろうとしてたのに……予定よりだいぶ遅く家着いたよね…

帰りにTSUTAYAでペダルの漫画(今回の舞台でやった所)借りてきたから読まなきゃ!
そして泣かなきゃ!←
杉元の所はやばいんだって!それ語ると長くなるからやめよ!笑

ペダステの感想なのか、まいにーと会った報告なのか、よくわからないブログになりましたが終わり!
まぁ毎回そんな感じだもんね!いいよね!!

では、またいつか!!
テーマ:
藤堂平助篇
千鶴「私も戦う
役には立たないかもしれないけど、平助くんの死角は私が減らすから!!」
藤堂「お前が俺の目の代わりになるって?
無理無理 おめぇには5年ぐらい早いだろ」

土方「平助の知り合いに随分立派な人がいるようだ
力になってもらえれば、新選組にとって大きな戦力になるだろう」
千鶴「幹部になるんですよね?」
土方「そうだ…恐らくは組長か参謀」
千鶴「総長ではないんですよね?」
土方「山南さんの事を心配しているのか?
どうあれ山南さんは新選組になくてはならない存在だ
新しい参謀が入ったからと言って、どうなる話ではない」

千鶴「この薬を飲んで もし狂ってしまったら、殺してほしい って…」
藤堂「そうか…聞いちまったんだな、変若水の事」
千鶴「うん 父が新選組に持ち込んだのね
父のせいでこんな……」
山南「綱道さんのせいではありませんよ
新選組であの薬の実験をするよう決めたのは我々なのですから」
藤堂「山南さん……」
山南「なんです その顔は
私は賭けに勝ったんですよ」
藤堂「なぁ 覚えてるか?俺達が初めて羅刹を斬った時のこと」
山南「もう忘れました」

土方「その薬の実用化に向けて 研究を行う。
この新選組で」
藤堂「おいちょっと待ってくれよ」
山南「これは幕府の命令です」
藤堂「命令だからって!!平気なのかよ…仲間を化物に変えちまうんだぜ
俺とか…一くんとか 総司とか!!その薬を飲まされる可能性だってあるんだぜ!!」
山南「平気だと思いますか?」

山南「今の我々の立場はあまりにも弱い
幕府や会津の意向に背けば、会津藩お預かりと言う看板は簡単に外されてしまいます」
藤堂「わかってる……わかってるよ だけど!!」
山南「これが、我々の本意でないことは断言できます
今だけは辛抱してください
今だけは……」

藤堂「池田屋とかで活躍した今だからこそ、変若水なんてもんの研究は止めるべきだと思ってたんだけどな……
だって…そんなもの使わなくたって、山南さんは山南さんなのに……」
千鶴「山南さん きっと忘れてないから
新選組の事を考えるからこそ、危ない薬を飲まなきゃいけなかったんじゃないのかな……
改良を続けてたわけだよね?だから…自分で……」
藤堂「だけど、狂って死んじまうかもしれないんだぜ?」
千鶴「山南さんにとってそれだけ、新選組が大事だって事じゃないのかな?
だって 平助くんだって身体が動かないくらいの怪我しちゃったら……」

土方「雪村…俺達は元々多摩の貧乏道場の出だ、それぞれが色んなもん抱えて集まって来てる
それぞれ自分が進む道を自分で決めて 今ここにいる
それはこれからも……
進むべき道を決めるのはそいつ自身だ」

風間「この女は俺のものだ
貴様ら人間風情に渡すわけにはいかない」
土方「勝手なこと言うんじゃねぇよ
そいつは今、新選組が預かってんだよ!!」

原田「平助はどうする」
永倉「そりゃもちろん助けて……」
土方「刃向かうようなら斬れ」
永倉「斬れってどういう事だ
平助がどうなってもいいってことか」
近藤「そんなわけなかろう
トシだって本心では助けたいと思ってるんだ
永倉くん、原田くん 局長ではなく、近藤勇として頼む
平助を…見逃してやって欲しい。
もし出来るなら、戻るように説得をしてほしい」

千鶴「あの……どうかされましたか?」
藤堂「綺麗な人だなって見とれてた……」
千鶴「ありがとうございます。お上手なんですね」
藤堂「お世辞じゃねぇし」
千鶴「すっかり寒くなったけど、大丈夫?」
藤堂「おう 俺は頑丈なのが取り柄みてぇなもんだからさ
それより、お前は大丈夫なのかよ
風邪とか なんかそれ以外で困ってることがあったりとか」
千鶴「楽しい事ばかりじゃないけど、私は大丈夫
まだまだ頑張れるよ」
藤堂「そっか……」

藤堂「あのさ……いつだったか振袖見せてくれって頼んだことがあったけど、今少しだけそれが叶った
ありがとな……千鶴……」

藤堂「あった……あったんだよ……戦う理由!!!」

藤堂「俺がお前を守ってやる!!」

土方「山崎…しっかりしろ
山崎お前……」
山崎「後のことは頼みます……
副長は 隊士を連れて退却を……!!
行ってください……!!!」
土方「山崎!!!」
山崎「ここは俺が……行ってください…
退却を!!!!!!」

山南「私達は既に人間ではありません 羅刹です
彼の苦しみは同じ存在である私にしか分かりません」
千鶴「でも……」
藤堂「悪いけど、こいつは俺のことよく分かってくれてる
俺は人の血なんて飲まない
だって……そんなの人間のする事じゃねぇだろ…?」
山南「まだ…自分の事を人だと……?
人でないのに 人間の善悪に縛られるとは…不幸としか言いようがありませんね」

藤堂「俺…油小路で死にかけた時、目の前が暗くて 傷口がズキズキして 息が苦しくて
ただ……死ぬのが怖くて変若水に手を伸ばした
羅刹になってまで生き延びたのに、今また羅刹になんかならなきゃ良かったって思ってる
新選組から出てったり、戻ったり…自分で決めた道なのにいつも後悔して、迷って…
俺最低だ………」

永倉「俺は近藤さんの家来になるために戦ってきたわけじゃねぇ」
原田「この戦に分はあんのか?」
土方「勝ち目がねぇからって引く人じゃねぇって事ぐらいお前も分かってんだろ?」
原田「確かにそうだがな……」
永倉「俺は!大名気取りの誰かさんの命令で 無駄死にするために戦ってたわけじゃねぇ
行くぞ……」
土方「お前も永倉と同じか…」
斎藤「俺に城勤めは出来ません。
俺は人を斬る事だけ
自分の出来ることをやるだけです」
土方「愚問だったな
俺はあの人を担いでいくぞ
それが俺達の夢だったんだからな」
斎藤「総司は……」
土方「連れて行けるわけねぇだろ」

斎藤「どこへ行く」
沖田「決まってるでしょ 甲府だよ
皆が命をかけて戦っている中 僕だけ江戸でお留守番ってわけにはいかないからね」
斎藤「副長の命令を無視するつもりか」
沖田「納得出来ない命令でも従わなきゃいけないんだ」
斎藤「その身体で戦うつもりか」
沖田「戦うよ…僕にはそれしか出来ない
命令に背いた僕を斬るつもり?」
斎藤「戦えるかどうか俺が判断する」
沖田「面白いね」

土方「久しぶりだな斎藤
悪ぃな追いつくの遅れちまって」
斎藤「副長 その脚は……」
土方「宇都宮の戦でやられちまった
痛みは大したことねぇが、戦場を駆けずり回るのは無理だ……
隊士を連れてあちこちで戦ってくれてたんだってな
俺の所にも届いてたぜ」
斎藤「いえ……最前線だった白河城は敵に落ちました
以後奪還も叶わずじりじりと後退を」
土方「そうか」
斎藤「副長 近藤局長は……」
土方「俺達を庇って…敵に投降した後 色々手は尽くしたんだがよ……」

土方「腹をつめさせてくれって言ったらしいんだが、新政府の奴らは もともと農家の倅のくせして、武士の真似事して腹を斬りてぇなんて笑止千万だってそう言いやがった…
だがそう決まった時取り乱したりはしなかったみてぇだ
いつものように そうか……しょうがないなってよ……」
斎藤「副長 俺は会津に残ります。
会津に残り、最後まで新政府軍と戦います」
土方「残るって事がどういう事かわかってんのか
もはや新政府軍を止める力は会津藩にも残っちゃいねぇ」
斎藤「俺は人を斬る事しか出来ません。」
土方「そうだったな……死ぬな……また会おう…………」

土方「今まで不自由にさせてすまなかった」
千鶴「不自由だなんて……
私は…自分の意思で新選組の皆さんと歩んできたつもりです」
土方「言うようになったじゃねぇか……
平助を頼んだぞ」

藤堂「だめだ千鶴…お前は残れ」
千鶴「どうして……」
藤堂「もう一度言う…ここに残れ」
千鶴「なんで…私に残れって言うなら、残るべきは平助くんの方だよ!!
もし山南さんと戦って羅刹の力を使うことになったら、また苦しむことになるんだよ!!」
藤堂「そうなったら…灰になって崩れて消える…?ははっ
そんなの今更だろ!!!
俺が今までどれだけ羅刹の力を振るってきたと思ってんだよ
俺はもう…いつ灰になって消えてもおかしくねぇんだよ」
千鶴「平助くん……」
藤堂「山南さんの事は、俺がなんとかする
本当なら、油小路で死んでた俺にとっちゃ今ここにいれる事自体夢みてぇなもんなんだよ
だからさ……どうせ死んでるようなもんなら
最後山南さん道連れに この世から消えてやるさ」
千鶴「本気で……本気で言ってるの……?」
藤堂「おう
どうせ何やっても死ぬんだ
何もせず灰になって死ぬより、まだ戦って果てた方がマシだ へへへ……」

藤堂「俺は言われていきなり前向きになれるほどガキじゃない…
正直 羅刹を救う方法があるなんて信じられない
だけど、方法があるって信じてるお前を…信じる事は出来る。
いつ死ぬか分かんねぇ身だけどさ、もう少しだけお前のために生きてみるよ」

藤堂「また……助けられちまった……」
千鶴「まただなんて…」
藤堂「俺はいつも 助けられてばっかだな…
羅刹になる前からずっと……
俺は羅刹だ 今まで斬ってきた奴らと変わりない
そいつらと違うのは、ただ一つだけ……
お前がいるか いないかだけだ!!」
千鶴「平助くん……そんな言い方されたら私…あなたに私が必要なんだって思っちゃうよ…」
藤堂「あぁ 羅刹が血を吸わないと生きられないのと同じで、俺はお前がいなきゃ生きられない…」

藤堂「さて、俺達も行こうぜ千鶴の故郷にさ
俺 羅刹の事とか関係なく、見てみたいんだよ
千鶴が生まれた所」
千鶴「うん……私も平助くんに見てもらいたい」
藤堂「俺は…これからもずっと お前の傍にいるよ
陽が落ちても、月が昇っても
いつか……別れる日が来ても……
それでも俺は…お前の傍に居続けるから」


山崎さんが死ぬ所はやばいですよね……
てか藤堂篇は土方さんが井澤ですね!
声とか好きで 歌も上手かったなぁ

平助くんの自分の中での葛藤がすごい辛くて……泣く

さて次はDVD発売されてる中でラストの黎明録!!
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風間千景篇
土方「出来すぎた話だ こんな俺達が腰に刀差して幕府に仕えるなんて
ひょっとすると、長くて幸せな夢をずっと見続けてるんじゃねえかってな」

土方「なぁ近藤さん…仮にだ、斬られてもすぐ傷が治っちまったらどう思う?」
近藤「羅刹のことか…」
土方「あ、いや…その話じゃねぇんだが…忘れてくれ
つまらねぇ話して悪かったな」
近藤「なぁトシ お前だったらどうする?」
土方「なに?」
近藤「例えばだ 身体が動かなくなったり、腕が使い物にならなくなったら 変若水を飲むか?」
土方「あぁ 飲む
あんたと新選組を守るためなら迷わずな」

藤堂「なぁ…ひょっとして 労咳なのか……?」
沖田「変若水でも飲んだら治るかな」
藤堂「ふざけたこと言ってんじゃねぇよ!
お前だって分かってんだろ あれ飲んだ奴がどうなっちまうのか!」
沖田「僕も狂っちゃったりしてね」
藤堂「冗談言ってねぇで養生しろって……」
沖田「分かってるよ…
この身体が動かなくなる方が…よっぽど悪い冗談だ……
近藤さんの為なら…例え変若水を飲んででも僕は……敵を斬る」

藤堂「俺だって…本当は皆ともっと馬鹿騒ぎしてたかった…
だけど 俺は俺の信じた道を真っ直ぐ進みたいんだ」
千鶴「でも…新選組と敵対することになったら……?」
沖田「迷いなく斬ってあげるよ」
藤堂「俺は嫌だけどな…
千鶴…側にいてやれなくてごめんな!!」

斎藤「何度目だろうな…こうして京で見る桜は…
時が移ろう中で様々な物が変わってゆく
世の動きも思想もこの新選組も
だが…変わらないものもある
俺は その変わらないものをこそ信じている」

土方「俺達はな…誠の武士を目指してここまでやってきた」
千鶴「誠の武士……?」
土方「農民やら薬売りが武士の真似事してるってよく笑われたもんだ
だがな、俺達は誰よりも武士だ
そう胸を張れる生き方をしてきたつもりだ」

千鶴「新選組はこれからどうなるんでしょうか…」
斎藤「例え幕府の最後の砦となろうとも、新選組は戦い続ける
それが、我らが掲げた誠の旗だ」
千鶴「命をかけてですか…?」
斎藤「そうだ 俺も人を沢山殺した
いずれは俺もこの刀に倒される それが因果応報というものだ」

山崎「前に言ったな…例え偽物であったとしても、人間として生きたいと」
千鶴「土方さんの受け売りです」
山崎「俺も武士の出ではない 生まれた家は医者だ」
千鶴「私と同じですか?」
山崎「そうだ 武士に憧れて家を出た
そして 俺を拾ってくれたのが新選組だった
俺も君が言うように 例え偽物でも武士でありたい」
千鶴「山崎さんは立派な武士です」

風間「変若水か…止めておけ 所詮はまがい物
鬼の敵ではない」
土方「そんなのやってみねぇと分からねぇだろ!」
山崎「ダメです…局長が羅刹になったら格好つかないって言ったでしょ
それは副長だって同じです
副長と局長は二人で一人なのですから……」

山崎「殺して…ください……殺して…ください………」

風間「眠れ…あの世で己の愚かさを悔いるがいい」

土方「誠だ…今の世の中どこに武士がいるってんだよ! 日和見決め込んであわよくば勝ち馬に乗ろうなんて卑しい奴ばかりじゃねぇか
そんな奴らより俺達はよっぽど武士だぜ
何があってもてめぇの信念だけは曲げねぇ
まがい物だろうがなんだろうが、貫きゃ誠になるはずだ
つまりこの力でお前を倒せば俺は…俺達は!!
本物になれるって事だろ」

沖田「知ってる?山崎くん死んだんだって…」
千鶴「山崎さんが!?」
沖田「君を守るために鬼に殺されたって」
千鶴「風間千景…」
沖田「土方さんも奴と戦うために変若水を飲んだらしいよ 死んじゃいないみたいだけどね
君が戻ろうとしてるのは そういう所なんだよ」
千鶴「分かっています」
沖田「わざと置いてかれたって考えないんだね
僕みたいに戦えない役立たずだから置いてかれたって」
千鶴「そんな、沖田さんは!」
沖田「君は…自分が役に立つって言いきれる?」

永倉「何人隊士が死んだと思ってんだよ
俺達は時代遅れの戦やってんだよ」

永倉「頭下げるつもりはねぇ
今の近藤さんには命預けられねぇ」

風間「俺は憐れみをかけてやっただけだ
一度狂った羅刹は二度と自我を取り戻す事は無い
血を求め、同族すら殺す獣となるだけだ」
千鶴「でも…!」
風間「お前は山崎とやらのそんな姿が見たかったのか?
変若水もそれを飲んだ者も この世に存在してはならない」

不知火「俺はな長州に古い恩があって肩入れしてたわけじゃねぇ
一人の男のためだ
そいつはな窮地に陥った長州を何度も勝たせちまった
だが、病気の身体引きずって戦って そのまま死んだ
欲とかそんなものは関係ねぇ
死んだ師匠のため この国の未来を信じて誰かのために…おめぇみてぇにな」
原田「おれはそんな立派な男じゃねぇよ
嫁さん貰って 嫁さんの為に生きれりゃそれで満足だ」

永倉「お前が左之を……」
不知火「いいぜ やるか?」
永倉「いや、左之はお前に殺されるような軟な奴じゃねぇ」
不知火「言ってくれんじゃねぇか」
永倉「ありがとよ……」
不知火「あばよ…」

永倉「俺は生きるぜ…左之」

土方「武士の時代はまだ終わっちゃいねぇ
誠の旗降ろすんじゃねぇ…!!」

藤堂「最近な…どんどんキツくなってきてんだよ……
自分の身体の事は、自分がよく分かってる」
千鶴「でも……」
藤堂「俺はさ、油小路で死んでたようなもんだし
今ここに居れること自体、夢みてぇなもんなんだよ!!
だからさ…どうせ死んでるようなもんなら……最後に山南さん道連れにこの世から消えてやる」
千鶴「本気で言ってるの…?」
藤堂「どうせなにやっても死ぬんだ…」

藤堂「俺だって死にたくねぇよ…
だけど!俺は新選組の隊士として最後まで生きたいんだ……」

綱道「羅刹として死ぬ運命を受け入れるというのか?」
山南「死ぬ事ですか?そんな事は元より覚悟の上です 何故なら!」
藤堂「あぁ俺達は…新選組だからな!!」

斎藤「会津に残ります」
土方「会津に残るってのがどういう事か分かってんのか?」
斎藤「覚悟の上です」
土方「そうか…ここで俺達の道は別れちまうってわけか…」
斎藤「俺が初めて試衛館を訪れた時のこと覚えていますか?」
土方「忘れるわけねぇだろ
お前は重たい木刀本気で打ち込みやがった…相手が総司じゃなきゃ死んでた
あ、いや…総司も本気になっちまったからどっちも死んでたかもな」
斎藤「試合を終えて、卑怯者 無作法者と言われなかったのはあの時が初めてでした」
土方「真剣で斬り合うのに卑怯もくそもねぇよ」
斎藤「あの時俺はこう思いました
副長や局長のためなら何だって出来ると」

土方「なぁ斎藤…俺達の元を離れる事をそんなに申し訳なく思わなくたっていい
お前の選んだ道は間違ってねぇ
お前は…お前の武士の道を行けばいい」
斎藤「はい…」
土方「犬死するんじゃねぇぞ」
斎藤「ご武運を……」

斎藤「会津はこの俺が守る」

沖田「僕が身体を治して追いつくまでは、死なないでくださいね」
土方「死なねぇよ」

沖田「ここから先は通さないよ
覚えておいて…僕の名前
新選組一番組組長沖田総司!!」

土方「死にてぇ奴からかかってこい」

千鶴「この国を分けた戦いは一体何のために行われていたんでしょうか…」
風間「新しい組織が古い組織と大政を一掃する戦だ
金、権力、名声 それらの奪い合いだ」
千鶴「それだけじゃないですよね!!少なくともこの蝦夷の地で戦った人達は違う何かを求めていたんだと思います」

風間「俺と一緒に来い」
千鶴「私が…風間さんと?」
風間「人間と関わること無く、鬼として鬼らしく生きるのだ」
千鶴「私は……」
風間「今の口付けは俺とお前が他人でない証だ
心の整理がついたら俺の所へ来い」

土方「残り少ねぇ命…最後まで武士として誠を……」
風間「ならば俺が終わらせてやる
武士としての死に場所を与えてやろう」
土方「死に場所だと?やれるもんならやってみろ!!」

風間「まがい物という評価を取り下げてやる」
土方「鬼として認められるためにここまで戦ってきたわけじゃねぇんだがな」
風間「来い……」
土方「新選組局長土方歳三 参る!!」

土方「俺は裏切れねぇよな!!
誠背負ってんだからよ!!」


風間篇は山崎さんが死ぬところが私的にやばいです。
何回見ても号泣ですよ。

あとは沖田さんが切ないね……
新選組の為になりたいのに身体が言う事を聞いてくれない…
辛いな…


さて次は藤堂篇と黎明録だね!!
1個にまとめるか別々にやるかは決まっておりません!