王都を離れる前にフィナはユナと過ごしたいと言い、2人でお出掛けすることに
お腹が空いた2人は、
王都を離れる前にもう1度食べたいくらい美味しいパン屋さんへ
すると、パン屋さんは潰れていました
理由を聞くと、
お店を始めるときに借りた借金が知らないところで膨れ上がって、返済できなくなったとのこと
そこでユナは、ある提案をします
パンはもちろん、
初めて作った料理もユナが作ったものより美味しく出来上がっていました
そこでユナは次の提案をします
クリモニアでお店を出すから、
そこで働いてほしい、と
準備金も旅費も住まいも用意すると
さっそく開店準備を進めます
もちろん経営者はティルミナさん
新しいお店に選んだ物件は
なんと元は貴族の屋敷でした
お客さんがいい感じに入るホール
キッチンも広く
食材もたくさん仕舞える
2階は
居住スペース
孤児院のみんなで掃除をして準備
記事の作り方も教わります
ホールの責任者・カリンから接客も教わります
お店の名前を募集すると
みんなクマと付けたがります
ミレーヌさんが作ってくれた制服も
クマでした
子供たちに大好評なクマ制服
カリンも照れながら着てくれました
ユナが制服はまだクマに決まってないと言うと
子供たちは泣きながら訴えかけてきます
そこにフィナがやって来ました
ユナはフィナにもお店の名前なにかないか聞きましたが、やはり『クマさんのお店』と……
そして、ここはユナのお家(クマハウス)に似ていて、あったかくてのんびりできる、優しい気持ちになれる、お家に帰ってきた感じがする、と
そこでユナは閃きます
【クマさんの憩いの店】
お店の前にはすごいお客さんの数
お店は大盛況大忙し
さすがに人手が足りないと感じたユナもお手伝いします
それでもやはり人手が足りない
そのときでした
フィナとシュリもお手伝いしてくれます
そしてお手伝いはフィナとシュリだけではありません
お店の外ではティルミナがお持ち帰りのパンを販売
ヘレンは列の誘導
ルリーナはお会計
フィナとシュリは接客
嬉しくなったユナ
ユナ
ユナ
『ありがとう』
『みんな〜！よろしく〜〜！！！
用意していたすべてのメニューが完売、
大成功でした
終わったらみんなで食べようと
モリンさんがプリン？を作ってくれていました
ユナ
『本当はもうちょっと、静かなお店をイメージしてたんだけどね』
ノアール・ フォシュローゼとクリフ・フォシュローゼは間に合いませんでしたが
クマの制服を着れるということで
それは、モリンたちが経営していたお店のこと
借金のこと
良くないところからお金を借りてしまったと言っていたモリン
案の定、法外な利息がかけられていたとのことでした
クリフ・フォシュローゼは『法のもとに正し、裁きを受けさせた』とのこと
そして、お店の権利書を持ってきてくれていました
ユナはモリンとカリンに話します
権利書を渡し
また王都でお店を開ますよ、と
ここ、クリモニアでお店を続けることを選びました
モリン
『ここだってもう、大切な場所ですよ』
大切な場所を思い浮かべます
大切な人たちと出会えたこの場所、この世界
翌朝
