Codaの発作がなかなかおさまらないので、かかりつけ医から検査をするよう提案がありました。
検査して他の病気がわかったとしても治療できるのか、また全身麻酔の負担などを考えると少し躊躇していた部分もあります。しかし、薬を飲んでいるのに1日に10回も発作を起こしたり、Codaのつらさなどを考えて、家族で話し合い、検査をすることに決めました。
前日にかかりつけ医が予約をして、川崎市にある日本動物高度医療センターで検査をすることになりました。
当日は病院に向かう車中で一度大発作を起こしました。病院には時間より早めに着いて、割と予約時間通りに診察が始まり発作中の動画を見ていただいたりしてからお医者さんにCodaを預けて、まずは神経学的検査と血液検査から始まりました。
その間、近所のコンビニで買い物をして、病院のラウンジで早めに昼食を済ませました。
お昼頃結果を聞いて、Codaは左半身の様子が悪く、特に左前脚に力が入らないのと、左目は見えていないことがわかりました。脳の後ろが視神経をつかさどり、脳の前側が脚などの神経をつかさどっていると言うことで、脳の左側の広範囲に病変がある可能性が高いとのことでした。
まずは脳の圧力を下げる薬を投薬してから全身麻酔をして15時からMRI検査をすることになりました。全身麻酔についての同意書を提出しました。脳に病変がある場合、全身麻酔から覚醒できない可能性が高くなるそうです。過去に数頭覚醒出来なかった犬がいて、その中にはボーダーコリーのコもいたそうです。覚醒出来なかった場合に蘇生措置をどの程度やるかなどの確認もありました。
検査結果を待つ間、Codaの病気が何なのかを考えてしまいとても不安でした。今までも調べていて疑っていた、末期の脳腫瘍の症状がかなり当てはまっていたのでもうそれしかないと考えてしまいました。
17時ごろMRIの結果を聞く予定だったのですが、16時半頃に病院の受付にお医者さんから電話があり、MRIでは病変が見つからなかったため、髄液を採取して検査をしたいとのことなので、お願いしました。
神経学的検査で異常が出た場合、基本的に脳に病変があるとのことなので、先生も予想外だった様子でした。
17時半近くになってようやく診察室に呼ばれ、結果を聞きました。
まず、MRI検査では明らかな病変は無く、右の脳が腫れているぐらいであることがわかりました。
髄液の検査も異常はありませんでした。
結果、特発性のてんかんであると思われるとのことでした。
これからステロイドで腫れを抑えて抗てんかん薬を増やして1週間後に診察に来ることになりました。
やはりてんかんだったと言う結果でしたが、検査をして他の病気が除外できてホッとしました。
これから薬を飲んで発作を抑えられれば寿命をまっとうできる可能性もあるとのことで、そうなればありがたいと思いました。
最近では大きな発作は無く、わりと穏やかに過ごせています。
次の診察で血中濃度を調べたりしてこれから飲む薬の確認などをします。
今後はとにかく大発作が起こらないことを祈ります✨✨