【訃報】義経虹の橋を渡りました | 福島被災動物レスキュー RAIF

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[Rescuing Animals in FUKUSHIMA ]

RAIFスタッフであるYが里親になった義経。

その義経が11月10日に旅立ってしまいました。

 

実は10月の終わりにご飯を食べなくなり入院しておりました。

エイズキャリアで口内炎もある義経でしたが入院したらまたすぐに食べられるようになって退院すると思っていたのでRAIFのブログでもあえて報告しておりませんでした。

それが横浜の大きな病院に転院すると聞いて、週末(10日)にブログに載せてみんなから元気玉送ってもらおうとしたらYより「週末までもたないかも・・・」

急激に悪くなってしまった義経。

エイズキャリアの子は免疫力が弱い分悪くなると早いのでしょうか・・・

 

スタッフYが自身のブログに義経の事を報告していますので転載致します。

 

今までの経緯はこちらに

義経入院

肝リピドーシス

義経くんがいない

 

四角グリーン四角オレンジ四角グリーン四角オレンジ

 

義経くんが11月10日朝4時に旅立った。

 
前日の午前横浜の病院から地元の病院に戻りました。
血液検査の結果は肝機能やビリルビン値は下がっているが、アンモニア値があがり、
神経症状が出てきてしまっているので、状態はかなり厳しい。自宅(で看取る)か、
入院を続けるか、というお話でした。
この日は義経くんに会うために、強引に午前半日だけ有給をもらい、
午後出勤の勤務にしてもらっていました。
今義経くんを自宅に連れ帰っても、付き添えない・・・
事情を説明し、地元の病院に転院させてもらいました。
しかし、勤務時間中にも状態はどんどん悪化・・・
20時ちょうど仕事終了し、家に戻る途中で動物病院から電話が入りました。
 
もう誰の目で見ても危険な状態。
もう最期をどこで迎えるか、という選択の状態。
それでも、自宅に連れて帰るということは、今行っている治療を止めて、
回復をあきらめる、看取る、ということ。
自分の中で「苦しめたくない」、でも「あきらめたくない」という思いがあって、
義経くんを前にオロオロするばかりで判断がつかない。
 
でも、「義(よし)くん、お家帰る?」と聞いた瞬間、義経がヨロヨロ立ち上がって、
向ってきて、酸素室のガラス扉にぶつかって、倒れてしまいました・・・・
その瞬間に「連れて帰ります」と言っていました。
義経、ごめんね、ずっとお家に帰りたかったんだね。。。。。
 
お家に帰ってきた義経くんの匂いをみんながくんくん・・・
意外にもコスモくんが一番心配そうに、傍らでずっと香箱組んでいました。
いつもは私のそばにはおやつの催促にしか来ないのにね(;^ω^)
真夜中大きな痙攣(?)があって、義経が大きな声でうなった。
痙攣止めを注射するまでそれは続いて、猫達が全員集まってきて、私がすることを見ていた。
「義経のこと、ちゃんとケアしろよ!」と言われているみたい。
それからは大きな痙攣が起きる前に少し痙攣止めを注射するようにしました。
輸液ポンプがあったら少量づつ注入できるのになぁ・・・
酸素室も欲しいけど、急だったから間に合わないし、
動物の介護ってシステムができていないから難しいなぁ~
などと考えながら過ごしていました。
深夜3時呼吸が穏やかになってきて、体温が下がってきた感じ。
他の子達はみんな同じ部屋の中で静かに眠っていました。
 
4時少し前義経くんが大きな呼吸を繰り返し、
腹だしポーズで伸びたり、後ろ脚で首を掻き掻きポーズをしたり、
「夢の中にいるみたい」と思いつつ、「今お空に駆け上がっているんだ・・・」
まだ外は暗いけど、雲がなく、星が見える。
星空を義経くんが駆け抜けているようでした。
 
「義くん、ダメなかあちゃんで、ゴメンね。頑張ったね、、、、、」
 
本日夜19時火葬致します。
 
福島での保護された義経くんです。
支援物資を送って下さった皆様、保護に関わって下さった皆様、預かりをして下さったS夫妻、
皆様に感謝すると共に、このブログを持って義経くんの最期の経過をご報告させて頂きました。
 
義経くんは、私の中では特別な存在でした。
とても可愛らしいのに、実はがに股だったり、お尻に排泄物をつけたまま寝ていたり(笑)。
猫、特にちょび太くんが大好きで、いつも後ろについて歩いていたね
口内炎、下痢に、便秘、禿げ、、、、次々に問題が起きて病院とは縁が切れず。
手がかかつたけど、それでもお世話できることが嬉しくて。
たった3年間なのに思い出が多すぎて、10年くらい一緒にいた感じ。
 
どうぞ、義経くん、安らかに。
 
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8月 
 
 
 
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ありがとう、義経。
あなたと過ごした時間は私の宝物です。

 

四角オレンジ四角グリーン四角オレンジ四角グリーン

 

転載ここまで

 

可愛い可愛い義くん。

スタッフみんな義くんの事が大好きだったよ。

最弱王子と言われるくらいビビリで押し入れに籠っていた義経。

このままずっと押入れの住人になっちゃうかと思っていた義経が急に心を開き始め、そこからはYが里親なったコテツやちょび太とも仲良くなり家猫生活を満喫していたよね。

義くんは幸せだったかな・・・

幸せだったよね。

 

義経安らかに

 

ありがとう

 

義経に関わったすべての方に感謝致します

ありがとうございました

 

                              (by みぃむぅ)

 

 

 

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