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福島被災動物レスキュー RAIF

[Rescuing Animals in FUKUSHIMA ]

2021年12月29日

クーちゃんが突然虹の橋を渡っていきました。

 

里親様が落ち着かれてからブログに掲載していいか確認していましたのでご報告が遅くなりました。

 

当日の夜、里親様からご連絡をいただいた時には突然の事で一瞬理解が出来ませんでした。

里親様ご夫妻が1時間程出掛けている間の出来事でした。

その日は元気でご飯も食べていたそうです。

病院で診てもらったところ内蔵に問題もないしおそらく老衰ではないかとの事です。

年齢は15歳はいっていただろうと。

「だんだん動きも緩慢になり、かなりおじいちゃんだなぁとは思っていましたが、こんなにいきなりとは思わなかったので、受け止めきれていません」

私でさえ一瞬理解出来ないくらいでしたから里親様のお気持ちを考えると言葉もありません。

 

クーちゃんは2015年11月に福島で保護され、成猫で人馴れをしていたので飼い猫の可能性を考え飼い主探しをしましたが見つからず里親募集に切り替えたところ里親様がお問い合わせをくださいました。

一度参加した里親会でも「大きい!」と言われていた大柄なクーちゃん。

里親様にもその旨伝えたところ「大きい猫さんが好きなんです」と言っていただきフォスターホームをして下さっていたK様のお宅でお見合いしたのが昨日の事のようです。

7ヶ月になる同じ黒猫の先住猫コロちゃんともすぐに仲良くなり

クーちゃんにパパとママと弟が出来ました。

 

その後、猫さんとわんちゃんも新たに迎え賑やかな大家族の長男として幸せに過ごしていたクーちゃん。

 

 

 

ずっと一緒にいてクーちゃんが大好きだったコロちゃんがクーちゃんが使っていた猫ベッドに頻繁にいるので「そういう姿を見るとこちらも寂しくなります」と里親様。

 

クーちゃんはいつも就寝時に里親様の隣をキープして腕枕で寝ていたそうです。

甘えん坊のクーちゃんらしいですね。

「そのスペースを見る度に辛くなるんだろうな・・・」と里親様。

 

「我が家に来て幸せだったと思っていてくれたなら、いつの日かまた我が家に来てね、クーちゃん。」

 

「我が家に来て5年、いろいろありました。とても素敵ないい子に巡り合わせてくださってありがとございました。」

 

こちらこそクーちゃんを見つけてくださってありがとうございます。

クーちゃんにとってとても幸せな5年間だったと思います。

 

私達もクーちゃんの事が大好きでした。

クーちゃん安らかに。

 

RAIFスタッフ一同

 

 

 

 

 

 

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