骨盤ダイエットブームで思うこと | 助産師yumiの転勤族暮らし

助産師yumiの転勤族暮らし

転勤族、子供3人、片づけられず、片づかない部屋にイライラ…。
ライフオーガナイズを学んで、自分にも家族にも優しいお片づけができるようになりました。
フランスで学んだガスケアプローチを広める活動もしています。

こんにちは、熊本の助産師&ライフオーガナイザーyumiです。


あ~、パソコンの調子が悪く、さっき書いた記事全部消えてしまい凹み気味です。


先日、近所のツタヤに行った時の話。

欲しい雑誌があったので、店員さんに探してもらいヘルスケアコーナーへ。


コーナーにびっしりの骨盤ダイエット。



いや~、骨盤ブームなんですね~。



私、現在パートですが、一応助産師です。


医療従事者として思うこと。


骨盤はゆがまないし、うごきません。。。骨ですよ、ホネ。


人間、左右対称ではないと思いますし、利き足、利き腕などもあるので多少の傾きはあると思います。

骨盤は前に傾いたり後ろに傾いたりしますが、骨ですから元々の変形とかはまれにあるとしてもゆがみは・・・どうなんでしょうはてなマークその傾きをゆがみととらえるのでしょうか。


女性は妊娠出産によって骨盤が数ミリ開くとは習いましたし、骨盤の仙骨のあたりだけは動くと思いますが…


でも普通に考えて、産直後の骨盤や膣のゆるみをベルトで整えることは効果が高いと思いますが、ダイエット目的ってどうなのかと…疑問…シラー


だいたい、ベルト巻くだけで痩せるとか、骨盤枕の上に横になることで痩せるとか、うさんくさいと思うのは私だけ!?


私、若いころにダイエットしましたけど、夜勤中めっちゃ動いてても夜中は食べないとか、仕事終わって1時間走ったりとか、お風呂に1時間はいったりとか、エステのお姉さんに食事を怒られながら管理してもらったりとか、涙ぐましい努力をしたわけですよ…。


お金も時間もめっちゃかけました。


だからこそ、あの時の状態には戻りたくないと思ってなんとかキープしてるんです。


フランスでガスケアプローチという妊娠中から呼吸と姿勢を意識することで産後のからだをととのえる方法を学んできましたが、まだまだ自分の勉強不足でうまく伝えられません。。。


ただ姿勢は大事だと思います。

姿勢悪いだけで、ひざとか痛くなったりしますしね。


でも、近い将来、産直後から助産師や産科医師が、会陰部や骨盤底筋群をケアする方法を知りつつ早期離床がはかれたらいいなと思っています。

もっと産後リハビリに医療従事者が積極的にかかわれるように…

骨盤ベルトも必要な時期に正しい位置につけれるよう、少しづつでも広めていきたいと思います。


自分たちの子供が分娩するころにはぺリネを守る、産後のリハビリは大事という考え方が根付いてるといいなと思います。






いろんなライフオーガナイザーがいます
にほんブログ村 その他生活ブログ ライフオーガナイザーへ
にほんブログ村