生きていました。
メーラと…
くるみ。
怖くて怖くて固まっているメーラ。
捕獲されてから3日目。
未だゴハンに口をつけず、うんちをしていないとのこと。
触ると小さな小さな声で「ウー…」
元々怖がりのメーラ。
首輪をつけさせないそうで、捕獲されてからずっとこの捕獲器の中で待機。
行政により捕獲されたので、条例による公示期間の終了を待ち、さらに一日待機をしてからでないと持ち出し許可が出ないという現実。
5日間も狭い捕獲器の中で過ごすのです。
野良犬は狭いところでは排泄を我慢します。
排泄のために外に出してあげないと…と職員さんに相談しても「中(捕獲器内)でしたら片付ける」と。
“あなたが捕獲器内の犬の立場だったらどうしますか?”
“自分が横になれる程度のスペースしかないところに、食事を置かれ、そこで排泄もしろ…と?”
思わず口をついて出そうになった言葉を飲み込み、明後日の引き渡し日を待ちます。
職員さんはルールを守っているだけで、職員さんの意見ではないので。
動物愛護法が施行され、“物扱い”から“命あるもの”として扱われるようになったとはいえ、まだ“心あるもの”としては扱われないのが現実です。
首輪もつけられ、触っても平気なくるみは、一度捕獲器外に出してもらったらしく、その時にうんちをしたそうです。
今回の捕獲経緯は、住民からの「野良犬がいる」という通報により行政が動き、捕獲器を設置。
協力してくださった餌やり住民さまと共に1ヵ月程は捕獲器で頑張ったものの、捕まらず、最終的には逃げ場のない通路に追い込んで捕獲器へ…とのことです。
くるみはおとなしく入ったそうですが、メーラはかなり抵抗したとのこと。
それでも人を咬むようなことはなく、無事捕獲されたとのことです。
メーラとくるみを一分一秒でも早く、捕獲器からだしてあげたい
…というわけで、明後日、管理場所の開始時間に合わせて迎えに行きます(`・ω・´)ゞ
そして、そのまま医療を受けに病院へ。
この5日間が、メーラとくるみのトラウマになってしまうかもしれません
それでも、そんな嫌な記憶も吹き飛ぶような幸せをメーラとくるみに運んであげられるよう頑張ります