いらっしゃい、アラ。 | Mela☆山の中に住む犬。

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山の中に住む7匹の野犬家族。その出逢いから始まる保護活動の足跡。

日々バタバタで、なかなかブログに手をつけられず…
ご紹介が遅れましたm(_ _)m


7月13日sat
進撃の兄妹を引き出しに行った時…
ヨボヨボの老犬ヨーキーさん。
推定10歳越え

ちょっぴり怖がりそれとも無関心??
私が近寄っても、初めはフリーズしていました。
そっと撫でていたら、ヨタヨタと前に進んで来て…私の足に寄りかかるようにして、ぴったりと身体を寄せてきました。
その後、靴の上にちょこんと座る…。
こんなことされたら…ねぇ(^_^;)

一緒に帰ろうか。

どれだけの間、手入れされていなかったのか…
全身毛玉と化しています。
本来なら、艶やかなロングコートのはずが、こうなるとただただ不快でしかないでしょう。

さぁ、帰ろう。

予定外の引き出しだったので、小型犬用のキャリーを持ち合わせず
車に常に載せている大型犬用キャリーで、広々と

帰宅後、速攻でトリミングに入ります。
少しでも早く、この不快な状態から解放してあげたい。

伸び放題の爪。
歩くと痛かったでしょう。
傷もあります。

毛玉の下は、あちこた瘡蓋だらけ。
首周りの大きな毛玉は、古い瘡蓋と一体化していました。
瘡蓋自体は、既に剥がれかかっているのに、毛が絡んで取れない=皮膚が乾燥できず、ずっと治らない。
身体のあちこちにそんな瘡蓋がありました。

歯もひどい。
大量の歯石に、歯肉が押し上げられています。
これは病院でケアしてもらいます。

トリミング完了
後のケアを考えて、とにかく短く

7月20日sat 病院へ

後脚が大きく開いていて、歩きづらそう

原因は、恐らく異常に膨らんだ睾丸
精巣が腫瘍化していました。
こんなに大きくなるまで放置…
辛かったね。
年齢的に、あまり手術はしたくありませんでしたが、このままにする方がリスクが高いので、摘出手術をしました。

病院からの帰り
先に車に乗せて、お会計やら説明やらを受けて戻って来たら、座席から降りて荷物に埋もれていました(^_^;)

そこが落ち着くの??
まぁいいけど

名前は…アラ
ハワイ語で、“道”という意味です。
彼の道は、まだ終わりじゃない。
まだまだ先へと続いている。
そう信じて。

里親さま募集いたします。
老犬です。
術後、後脚の動きが良くなり、当初より歩くようになりました。
おとなしく、寝ている時間も多いです。
家族として、そっと寄り添って頂ける方を待っています。