ママの心に寄り添うピアノ生活   

ママの心に寄り添うピアノ生活   

子育て真っ最中のママであり、ピアノ講師であるmeishanが、音楽を通じて思うこと、子どもたちの成長など、お伝えできたら嬉しいです。

みなさま、こんにちは。

ピアノ講師のmeishan(メイシャン)です。

 

3月は別れの季節。

 

我が家にも

卒業を迎えた子どもがおりますので、

いろいろな思い出を振り返り

新たな旅立ちに

希望を抱いております。

 

学校行事は様々ありますが、

その中でも卒業式が

一番緊張感があり

厳かな空気に包まれるイベントだと

思っています。

 

そんな特別な時間である

小学校の卒業式に

先日、お邪魔させていただきました。

おめでたい席でいただく

桜茶。

 

 

保護者としてでもなく

地域の学校でもない

とある小学校の卒業式に

今回参列(参加)した理由は、

卒業合唱の伴奏を

するためでした。

 

6年生にピアノを弾ける子がおらず

その学校の先生の知り合いづてに

依頼がきました。

 

この話を初めて聞いた時

縁もゆかりもない私がお邪魔していいのだろうか、

というのが最初の印象でした。

 

ですが、

コロナ以降、合唱を経験していない子どもたちに

合唱をする楽しさを味あわせたいという

先生の熱意に触れ、

私に出来ることがあるならお手伝いしたい、

という気持ちになりました。

 

初めて練習に訪問した際には

1回目、2回目の歌声で既に

みるみる表情が変わっていき、

聴いているこちらも

ワクワクしました。

 

2度目の訪問では

体育館の練習でしたが

歌詞の一つひとつを大切にした

伸びやかな歌声が広がっていました。

 

3度目の訪問は

卒業式前日のリハーサルで、

少し緊張した面持ちの

6年生たちの姿がありました。


 

そして

4度目の訪問は卒業式当日。

 

今までで

1番まとまりのある

力強い歌声を

聴くことができました。

 

そして、

退場の際にも

合唱の伴奏を再度BGM代わりに

演奏させて頂きました。

 

どんどん吸収しながら

変化を遂げる子どもたちの姿を目にして

お手伝いさせて頂いている私の方が

たくさんのプレゼントをもらったような

気持ちになりました。

 

子どもたちの

成長していく姿を目にすることが

かけがえのない貴重な瞬間であること、

その瞬間に立ち会えることが

教師の醍醐味であることを

改めて実感しました。

 

私は今、

学校現場で教える立場ではないですが、

昔、数年ほど

携わっていたときがありました。

 

そして今は

立場が違いますが、

ピアノ講師として

子どもたちと関わっています。

 

こんなにも貴重なときを

過ごすことができる自分の仕事は

本当に幸せだなあと

噛み締める機会となりました。

 

縁もゆかりもない学校に、

なんて思ってしまいましたが

このお話に出会えたことは

その時点で既に

素晴らしいご縁が繋がっていたわけです。

 

6年生の皆さん、

大切なことを思い出させてくれて

ありがとう!!

 

中学校生活も

たくさんの挑戦をして

大きく羽ばたいてください。

 

我が家の娘っ子も

春から充実した学校生活を

送ってね。

 

娘が合格祝いにいただいたお花