※東京喰種の個人的な考察!
※無理矢理なところもあります
※考察が苦手だという方は見ないことをおすすめします。
※何かお気づきの点がありましたら文句でもいいのでコメントしていただくと嬉しいです


以下注意!!!


東京喰種考察③
東京喰種考察②『数字に隠された謎(1)』の続きになります!
今回もナンバリングをタロットカードの意味と照らしあわせて見てみます
それと今回は前回とは変わって、個人的にナンバリングなんではないか…と思うのもありますので、注意してください。
あとものすごく長いです(笑)


※以下タロットカードの説明引用あり


それでは、まず前回保留にしておいた
カネキさんの『7』をみてみたいと思います

14巻、137話『溢花』より
タロットカードの意味と照らしあわせると

☆タロットカード7…戦車
   積極的な行動や最終的な勝利を意味し、問題を乗り越えられる状況を表す。また 不安定な状況や、混乱している状況を打開できず、前に進めない状況を表します。また、そういった状況の中で感情的になり暴走してしまうことも意味する。

後に有馬さんと一線を交えた時
カネキさんは有馬さんに手も足も出せず、暴走していたのでこの意味は間違ってないかもしれませんね。

またここで
大アルカナタロットカード、ウェイト版の7番をみると

白と黒のスフィンクスが書かれているのがわかります。
白と黒という双児性から、東京喰種作品内に出てくる『ナシロとクロナ』が連想できるかと思います。
またスフィンクスの頭上にいる王は、"自分の見つめる目標以外の何ものにも意識を向けていない未熟な若者"という意味を持ち、これを嘉納先生としてみるのなら、自分の欲望のためにシロクロを利用したという点で当てはまるかもしれません。

10巻、92話『淑女』より
シロクロも誕生日が7月7日だったり、父の名が"七生"であったり、その七生の関連事項に"スフィンクス"があったりと、『7』に関係するキャラクターでもあります。

変わってこれは個人的な意見なんですが

14巻、140話『切声』
このトーカちゃの首も『7
なんではないかな~と疑ってます……
ただ単にカッターシャツの襟元かもしれませんが…!


お次は、CCGの死神、有馬貴将

東京喰種JACKより
まず、有馬さんには番外編として
『東京喰種JACK』があることから、
ナンバリングとして『11』があげられます。

☆タロットカード11…正義
  安定や世間体、均衡状態を意味する。バランスの取れた良い状況や、心理状況などを表す。誰にでも公平で正義感あふれる面が強い。

とありますが、有馬さんからはあまり想像しにくいですね…。初期の方では結構ハキハキ話してましたが、今ではあんまりしゃべってくれませんし。ですが、ここでも同様にウェイト版のタロットカードと照らしあわせてみます。

書かれている人物としては"女神"になりますが
右手に持っている剣は大天使・ミカエルが手にする断罪の証に由来すると言われているそうで、カネキさんの目を貫いて断罪(?)する形にした、"クインケIXA"としてみてもおもしろいかなと思ってます。
左手にもっているのは天秤で、"公正な裁き"を意味するそうですが、これについては想像できませんでした……。

また有馬さんには
13』のナンバリングもあります

14巻、137話『溢花』より
襟元に見つけにくいですが『13』が読み取れます。13巻の表紙も有馬さんですね。

☆タロットカード13…死神
   苦境や終末、解体を意味する。物事を辞める事や、根本的な部分から考え直す必要性を表すカード。行き詰った状況を打開し、新しい状況を迎えるための方向性を示す。

これまた意味は、有馬さんとはあまり関係なさそうですが、"死神"という点が一致します。有馬さんには深い意味がありそうですね。


変わって什造。
什造にはいろいろ謎がたくさんあります…
まず、始めに名前からもとれる『13

13巻、122話『黄鈴』より
ピンどめからも『ⅩⅢ』が読み取れます。
タロットカード13は"死神"を意味するので、什造の少し不気味なところも当てはまるのかもしれません。

14巻、134話『倒惨』より
また、梟討伐作戦では戦闘中に
ピンどめの形が『ⅩⅡ』になることから
ナンバリング『12』を読み取ってみます。
タロットカード12はカネキさん同様、"吊るし人"を意味します。慈愛、献身ですね。献身という点では、什造にとってまだ遠いかもしれませんけど…。

そして、鈴屋什造の前の名、鈴屋玲。

11巻、102話『白黒』より
『玲は0だった―…からっぽだった』という話
また、番外編『東京喰種JOKER』から
(JACK:11、QUEEN:12、KING:13、JOKER:0?)
ナンバリング『0』とすると

☆タロットカード0…愚か者
   変化や柔軟さ、これからの期待を意味する。現状では満足できず、変化を求めている気持ちや前向きな姿勢、期待などを表す。好奇心にあふれ、刺激を求めていることも少なくは無い。 落ち着いて考えられないことや悲観的な気持ちが状況を悪くさせ、自分に自信を無くしてしまうことも表す。

昔の什造のまんまだな~と思います。 "協調性が無く立場を悪くしてしまう"という点でも当てはまりそうですね…。


そして、ここで今までに出た
カネキ、什造『12…吊るし人』
カネキ『7…戦車』
有馬、什造『13…死神』、什造『0…愚か者』
の3点がタロットカードの意味上として
深い関わりがあることに着目してみます。

※以下引用、改変。長いです。
この画像が不気味すぎる…………大アルカナタロットカード、マルセイユ版13番『死神』

鎌を持つ禍々しいガイコツのような姿は、姿勢や棒状の物体(鎌の柄)といった構図から大アルカナの「愚か者」であるとされる。事実、「愚者」は特定の数字を持たないのに対し「死」は特定の名前を持たない。また、暗黒の大地(いわゆる、死後の世界の意)に散乱する手や足に混じって女性の頭部と王冠をのせた男性の頭部が描かれている。男性のモチーフは「戦車」に登場する若き王とされる。

これらが意味するところは、12番の「吊るされた男」において 「現状の変容」を求められた人物の内面における自己変革の段階を描いた構図であり、「戦車」として行動を起こした際の観念(頭)も、拠って立つところ(足)も、活動(手)も、もはや現段階では意味をもたず、前進のためには一度バラバラに「破壊」されることが必要であることを示している。さらに、骸骨は性別を判断しにくい特性から「両性具有」的であると解釈され、「世界」に描かれる“完璧なる存在”により近いこの象徴が、「愚者」に比べ「死」が「世界」に近づいていることを表している。

骸骨の片足は大地に突き刺さった状態で描かれ、その場で回転している状態を表している。回転、即ち「螺旋」は“死の本質は螺旋を描きながら変容していく”と同時に“死は変化であると同時に静止である”という暗示を与え、一部のデッキにおいては、大鎌を振り回しながら「死の舞踏」を舞う死神の姿が描かれている。トランプのジョーカーが転じて死神となり、さらに以降の札が作られたとの説がある。


すごい、長々と書いてしまいましたが
死神、愚か者、吊るし人、戦車が深く関連しているのがわかります。
また、"前進のためには破壊されることが必要"とあるのでカネキさんのことかな?とも思ったり。「螺旋」という単語なども、95話でも出てきたり、関係しているのかなとも思います。
タロットカード説……深いですね……!!


では、簡単にナキ。これは個人的な意見です。

10巻、96話『潜行』より
ナキの耳が『3』のようなそうでないような

☆タロットカード3…女帝
   優しく暖かい気持ちを感じることが出来る良いカード。ちょっとした幸せや満足感を大切にすることで、気持ちも穏やかになり優しさが生まれる。 感情的になったり、周りが見えなくなることによりチャンスを逃してしまうことや、心から満たされず、理由も良くわからないまま悲観的になってしまう状況も表す。

……。後半はナキのことかな…と思います。"女帝"という点で違う可能性が高いですが…。チャンスを逃しまくりのナキ。


それとナンバリングではないですが
カネキさんとリゼさんの"鉄骨落下事件"が
10月だということで『10』を読み取ると

10巻、90話『追駆』より
☆タロットカード10…運命の輪
   周期や運命を意味する。回避できない運命的な事件や変化、チャンスの到来などを表す。自分の力ではどうすることも出来ない状況を表したりもする。 運命的な事件の展開により、状況は望んでいない方向に向かってしまうことも表す。

うーん。運命…。喰種になるのがカネキさんにとって"運命"だったのなら、悲劇すぎる…。チャンス到来は違うかな。


追加しました!コメントありがとうございました!!!

14巻、143話『研   』より
イトリさんの首筋にある『6』からタロットカードの意味を読み取ってみます。

☆タロットカード6…恋人
   良い選択と後悔しない決断ができることや、充実した恋愛関係を意味する。選択を失敗したことや選択できずにチャンスを逃してしまうことや恋愛関係の不和も意味する。

一見、恋愛なんて関係ないから違うのではと思えるような『6』ですが、"魅力・愛・美"という根本的な意味もあるそうです。"誘惑"の意味も強いらしく、カネキさんにいろいろと吹き込んだのも当てはまるかもですね。けしからん。


最後に
石田スイ先生がTwitter(TwitPic)にて投稿した
アニメ12話のイラストを見てみます

これ載せていいのかわからない……すみません
カネキさん内部3人が書かれてますが
リゼさん→11(11区からあんていくへ)
カネキさん→12(ナンバリング)
ヤモリ→13(ジェイソン、13区出身)
など11~13までの数字が並びますがよく見ると

ヤモリの顎にうっすらと『14』の文字!
細工してきますね……。ここまでしてくるとは
それにしても、カネキさんのゲス顔いいです。


それでは、
長々と書いてしまいましたが
また、何かありましたらコメントいただけると嬉しいです!!
最後に月山さんの『ぐりこ』

4巻、第39話『饗宴』より
ぐ!り!こ!足反対ですけど!


閲覧ありがとうございました!!!


よければ、合わせてお読みください
東京喰種考察②『数字に隠された謎(1)』
東京喰種考察⑧『数字に隠された謎(3)+α』