原作:藤子・F・不二雄
就職がなかなか決まらない大学生・白井直輝(神木隆之介)は、日々の生活に不満をもっていた。一方、成功して財をなした大脳生理学者・大葉國正(吉田鋼太郎)は、病に伏していた。白井は、大葉の金銭的に豊かな生活を、大葉は、白井の若さを欲していた。ある日、二人が目を覚ますと…。(番組HPより)
5本のオムニバスドラマの中で、秀逸な作品だった。エンドロールで原作者を確認して納得。手塚治虫にも通じる世界だった。
未来があるのが当たり前の直輝は、自分だけ就職が決まらず、彼女に愚痴ばかりで振られ、家では父親に「あんたみたいになりたくない」と言い放つ。生きていてもいいことなんかないと、自暴自棄に。
病で余命1ヵ月の大葉、有り余るほどのお金があり、たくさんのやりたいこともあったのに、病の床ではどれも空しいばかり。
入れ替わり、直樹の身体になった大葉が、目を輝かせて楽しんだこと。家で母の作ったご飯をたくさん食べて、お礼を言う。キャンパスでやったことのないスポーツに飛び込み、失敗する。でも楽しい。彼女に詫び、交際を申し込む。
掃除アルバイトの途中、面接会場に乗り込み、やる気のない面接官を叱り付け、学生を叱咤激励。
家族3人で顔を寄せ合って自撮りする場面、大学の休憩室で数人の友だちと笑いあう場面に、泣けて仕方がなかった。
中身はおじいさんだから、自由に身体が動くこと、やりたいことにチャレンジできることがどれほど素晴らしいか、知っている。
当たり前の日常の中で、空気のようにそこにあるのに気付かなかった、しあわせ。失う前に気付けたらいいね。そんなきっかけになるドラマだった。
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心屋塾オープンカウンセリング滋賀・草津市立市民交流プラザ(フェリエ南草津5F)
茜の登板は、10/28(火)10~12時です。オープンカウンセリング近畿のHPはこちら→
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※11/28(金)10~12時もHPに載せてもらってます。
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