皆様こんにちは。

 

さてお盆最終日ですね。

 

ご先祖様が天にお還りになる日と

 

されています。

 

 

わたしは、この時期

 

あるあるなのですが

 

普段あまり食べないものが

 

食べたくなります。

 

 

この体質は

 

母方の祖母から

 

受け継いだものかもしれません。

 

 

わたしは小さい頃

 

よく祖母の家に預けられていて

 

特に週末は

 

祖母の家で父や母が

 

迎えに来るついでに

 

祖母の手作りの夜ご飯を食べて

 

皆で家に帰るということをしていました。

 

 

ある年のお盆に

 

普段はご飯派の祖母が

 

なぜかトーストを焼いて

 

ミルクたっぷりの紅茶に

 

浸しながら食べていたので

 

「ばぁちゃんパン好きやったん?」

 

と聞くと

 

「爺さんが食べたいんやろな」

 

と一言。爺さんとは

 

胃がんで亡くなった祖父のことです。

 

 

子供だったからか

 

何の違和感もなく

 

「ふ~ん」と受け入れたのですが

 

 

小学校3年生のお盆、

 

その年、夏風邪をひいて

 

夏休み初日から寝込んだあとの

 

予後が悪く、夏の間中ほとんど

 

食欲がなく(この時はまだ食が細かった💦)

 

お盆休みで家にいた父が

 

わたしに何が食べたいか聞いてきたので

 

「梅干しを

 

入れたお茶が飲みたい」というと

 

父の表情が変わり、

 

神妙な顔で梅干しの種入りのお茶を

 

淹れてくれたのです。

 

 

わたしは梅干しが大嫌いでしたので

 

このようなことはありえないのですが

 

このときは猛烈に

 

それが欲しくなったのです。

 

 

梅干し入りのお茶を

 

美味しい~!と言って

 

飲むわたしに

 

父が、やはりがんで亡くなった

 

わたしは会ったことのない父の母

 

=祖母が

 

好んで飲んでいたお茶なのだと

 

いうことを話してくれました。

 

 

父や祖母が亡くなってからも

 

その能力??は健在で

 

 

普段は絶対に食べることがない

 

「しめ鯖」が

 

食べたくなって

 

父の行きつけだった

 

お寿司屋さんに買いに行き

 

食べたり(こういうときは苦手なのに

 

なぜか美味しく

 

食べることが出来るのです。不思議ですね)

 

 

鯉の洗いや

 

アジの南蛮漬けやイイダコといった

 

これまたわたしが絶対に選ばない

 

渋い品々を食べたくなったら

 

祖母の好物だったなぁと思い出すわけです。

 

 

お盆期間特にですが

 

なんとなく普段食べないものが

 

食べたくなる時は

 

どなたかご先祖さまや亡くなった

 

お身内の方が召し上がりたい何かの

 

可能性がありますので

 

ほんの一口でいいので召し上がって

 

召し上がるときに

 

「ご一緒にどうぞ」

 

と言いながら召し上がるといいですね。

 

 

ただし、必要以上に

 

感情移入はなさらないでください!!

 

亡くなるとき

 

辛かったんじゃないかとか

 

亡くなる前お腹がすいて

 

悲しかったのではないかとか

 

苦しんでいるのではないかとか

 

そういった誰も得しない

 

同情心、勝手な思い込みは

 

ご霊体のお成仏という点において

 

本当に余計なことでしかありません。

 

 

何か故人の好物が食べたくなったら

 

淡々とあなたが欲している量だけ

 

美味しく召し上がればいいのです。

 

 

必要以上の感情移入をしてしまうと

 

ご霊体が未浄化霊化しますので

 

気を付けましょう。

 

 

また素人考えで

 

こういうときに

 

お経など読むのもタブーです。

 

 

何か普段欲してないものを

 

食べたくなったら「ご一緒に」

 

というだけ。淡々とスマートに

 

おっしゃるだけで

 

お成仏されていきます。

 

 

 

また逆に自分はまったく

 

その経験がない、まったく

 

何も欲しくならないというのは

 

とても健全で素晴らしいことです。

 

 

しかしお盆の期間やお彼岸など

 

どうしても故人の好きだった

 

食べ物をお供えしたいときは

 

それらを買ってきて

 

故人の遺影や仏壇の前に

 

15分ほどお供えして

 

あとは自分で食べるか

 

処分するかしてください。

 

 

ご供養は心を込めてと

 

言いますが、心を込めるとは

 

あなたが情念たっぷりに

 

いらんことを思うことではないですし

 

故人の未練を促すことではありません。

 

あくまでも淡々と、

 

ネガティブではなく

 

故人に向ける温かいお気持ちを

 

大事にしながら行うことが大事です。

 

 

いずれもお盆や

 

お彼岸に限ってのお話ですので

 

それ以外の日は

 

できるだけ自分の日常に集中し

 

今を丁寧に生きることを心がけることが

 

ご先祖様の供養につながりますよ。

 

 

 

それでは皆様

 

いつもお守りいただいている

 

ご先祖様を感謝の心でお見送りしましょう。

 

素敵なお盆最終日をお過ごしくださいね。