数年前
離婚してすぐ
昼間の仕事だけでは
生活できなくて
夜
工場で
バイトしてました
夜八時に
子どもを保育園に迎えに行き
買い物して
8時半に帰り
9時半までの1時間で
晩御飯の準備
お風呂
寝る準備
まで終わらせて
9時半には
家を出て
コンビニに卸すサンドイッチやハンバーガーを作る工場で、夜中2時とか
残業して
って
言われたら
3時まで
やってた。
家に帰って
疲れ果てて
寝て
7時に起きる
そんな生活を
してた時
宿題も
学校の準備も
子どもの話を聞いてやる余裕も
当たり前になく
自分の身体を
動かすだけで
精一杯。
笑顔なんて
なかった。
毎日
早くして！
急いで！
ちゃんとして！！
もー！
なんで出来んのよ！！
困らせんで！！
ブチ切れて
毎日
イライラしてた
精神的にも
肉体的にも
限界だけど
食べるため
家賃を払うため
こどもたちを育てるために
必死だった
毎月
お金のことで
頭がいっぱい
だった
誰にも
助けてなんて言えなかったし
親も頼れず
心はいっぱいいっぱいで
倒れたくても
倒れない
丈夫な身体が
恨めしく感じた日もあった
苦しくて
いっぱい泣いた
悔しくて
いっぱい
泣いた
でも
誰に助けてもらったら
いいかなんて
わからなかった。
誰にも相談できなかった。
そんな頃だったなー
役所の
生活保護課に
電話したの。
家族四人で
２９万も支給されるって聞いて
びっくりだった！
それでも
結果
その選択は選ばず
ってか
選べず。
心も身体も
限界だったが
健康だったおかげで
今がある。
そんな
苦労があるから
今がある。
そんな苦労が
誰かの役に
たっている。