マインドセットとは?
マインドセットは個人が意識すれば変えられるものです。マインドセットを正しく理解すれば一見失敗と思われることも次につなげる経験・チャンスととらえることができるようになります。
そうすることですると、個人や組織のPDCAサイクル(plan、do、check、act)を継続的に改善させる、らせん状の向上につなげることができます。
良いと思ったら、やってみる
よいと思うことをやる、は多くの人が実践しているといいます。
しかし、「やる」とは「頭で理解していること」とは違います。単に知っていることを確実にやれるかどうかが重要です。わかっているだけのことをできるようにし、かつ継続的に実践することに人の中から成功者が現れます。
どうしたらできるか?を考える
物事を始める時やうまくいかないとき、人は悩みます。 時間がないからあきらめよう、失敗をしたら迷惑をかける、と考える人もいます。
しかし、これは逃げている考え方です。成功をつかむためには「うまくいくためにどうしたらできるか」「どうしたら前進できるか」を考えるべきです。
失敗を恐れない
行動には結果が伴います。思うとおりにならない結果が「失敗」で、だれでも失敗はしたくないと思います。
そのため、行動を抑制してしまうと自分が思い描く結果「成功」を手に入れることはできません。実際に失敗を恐れず行動を続けるには思考を変えるコツをつかむことです。 成功とはなかなか手に入らないものだと意識し、うまくいかない結果は、成功の途中経過であり、成功につながるヒントだと思うことです。
他人の評価は気にせず、自分の中でぶれずに行動を起こし続けることで成功につながります。
すぐに行動する習慣をつける
「すぐにやる」これは、重要なことです。すぐに行動を起こすことで機会損失を減らし、解決でき得る問題点を早く片付けることができますので、成功までの間にある障壁を一つでも少なくすることができます。
考える前に行動を起こすことを嫌う人もいますが、自分の中の「勘」を信じ行動できる人は頭の中で考えだけを重ねて結局何もしない人よりも成功に近いのです。
学びと成長に貪欲になる
学びや成長を求めるということは常に上を目指す、ということです。
新しい情報や知識が必要なビジネスシーンでは当然ですが、一つの技術を突き詰める職人でも毎日が勉強だといいます。自分の道に対して常に成長を求めるためには楽しみながら試行錯誤を繰り返し学び続けることが大切です。
そして、自分に必要と思われる新たな学びのためには時間やお金の投資も惜しむべきではありません。
「やる」だけではなく「やり抜く」こと
昔から「継続は力なり」と言われますが、一度始めたことをやり抜くことができる人はあまり多くありません。
まずやってみる、すぐにやることも非常に重要なマインドセットですが、「やり抜く」ことにも心の持ち方、コツがあります。
それは先ほど説明した成長に貪欲であることと、うまくいかない結果(失敗)を許容するようなある種の楽観的な意識を持つことです。 また、やり抜くには情熱が必要です。情熱が持てることでなければやり抜くことはできません。
自分の人生に責任を持つ
成功をつかむためには自分の中の軸を大切にすることです。他人からのフィードバックは重要ですが、批判的な意見に振り回されると行動を開始することもそれを継続することにも躊躇が生まれます。
成功をしたいのは「あなた」なのです。行動をするのもあなたなのですから、そのすべての責任は自分に返ってきます。 常に成長につながるよう行動を起こし続けそれが成功につながると信じることが大切です。
自我が形成される、生まれてから数年間で決まってしまうことがほとんどです。
それだけ、両親が子どもの精神に与える影響が大きいということですね。
多くの人は、物心つかないあいだに決められたマインドセットにしたがい、残りの人生を生きていくことになります。
これまでの自分の人生を180度変える。
それには、まず、自分がコチコチの「硬直マインドセット」だということに気づく必要があります。
気づくことさえできれば、変える方法はいくらでも見つかるでしょう。
人々の心に巣食う「硬直マインドセット」の連鎖を断ち切り、新しい社会をつくる。
そのためにも、ひとりでも多くの方に読んでいただきたい名著です。
これはわかるんです!