子どもの能力開発にパズルを取り入れてみませんか?
実はパズルは日本人向きの頭脳系娯楽です。
決められたルールにのっとり、その中で創意工夫、試行錯誤をくり返し正解を近づいていくところなんか、まさしく日本人の得意とするところでもあります。
世界パズル選手権では毎回日本人が入賞するし、
世界のペンシルパズルの歴史を塗り替えたパズル会の重鎮、西尾氏も日本人です。
お絵かきロジック(イラストロジック、ピクロス、ノノグラムとも)の考案者としても有名です。
日本発の創作パズルが定番パズルになったパターンも数多いです。
その昔、「パズラー」というパズル好き御用達のパズル雑誌がありました。
当時中学生だった私はなけなしのこづかいで数ヶ月に一度パズラーを買い、解いていました。
ほかにもいろいろなパズル雑誌がある中で、パズラーを選んだ理由は、いろいろなパズルが一冊にまとまっていて楽しめるからでした。
中学生に毎月何冊も雑誌を買うのは現実的ではなく、そもそも本屋は車で行くところだったので気軽には行けなかったのです。(ザ・片田舎!)
(ちなみに田舎の本屋さんにはニコリはありませんでした)
その後、パズラーは惜しまれつつ廃刊。
奇しくも世はパズルブーム。
世の本屋さんにはパズル雑誌が毎月大量に並び、
パソコンに自動生成させたのかな?と思えるようなパズルを載せた雑誌が我が物顔でのさばる時代が始まりました。
これには歯がゆい思いでした。
ペンシルパズルは作家さんとソルバー(解く人)との知恵比べなのです。フォークダンスのイメージです。
難易度の高い問題でも、手がかりがほんのちょーっとあって、ちゃんと解けるようになっているのです。
作家さんがこっそり隠した手がかりに導かれてステップを踏む。導かれてステップ。導かれてステップていつの間にか解けている。
解ければいい。ヒマがつぶせればいい。
たしかにその意見もあります。
でもこれがパズルの楽しさである、とか
パズルってこんなもんか、とか
思われるのはちょっと歯がゆいのです。
じゃあもうパズラー並みのパズル雑誌には出会えないのかというと、、、
今はパズラーの後継として「パズラバ」があります!
完全にパズル好きがパズル好きのために作った雑誌です。
店頭には並ばないので、購入はBOOTHで。
単価は高く感じますが、他聞発行部数がかなり少ないんだと思います。
創刊号は売り切れですし。
どれも永久保存版のようなものなので、懸賞はないです。
というか、パズル雑誌に懸賞がつきものってなんなんでしょう?
もっとみんなパズル解こうぜ!(懸賞なくても)