近くにリサイクルショップが開店するとうちの商品が売れなくなる?!それって本当なの? | リサイクルショップ開業応援★江口武志のブログ

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毎日更新!!アパレル2代目社長
ファッションに特化したリユースショップと
Sサイズ専門セレクトショップのことや
経営での気づきなどをゆるーく書いていきます♪

こんばんは、今日は風の強い東京でした。明日から北海道に行って来ます!

 

 

リサイクルショップ社長の江口です。

 

 

うちのリサイクルショップは全て大型商業施設の中に出店しています。例えば、大宮のそごうだったり、この前オープンした千葉のそごうだったり、イトーヨーカドーの赤羽や聖蹟桜ヶ丘のオーパだったりです。デパートやショッピングセンター、大型スーパーなどです。
 
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(そごう千葉にオープンしたうちのリサイクルショップです。)
 
 
そして大型商業施設に出店する時に必ず問題が起こるのです。出店する前に商業施設の担当者と話をするとほぼ100%言われることがあります。それが・・・
 
 
「リサイクルショップが出店すると周りのお店が売れなくなるんですか?」ということです。周りのお店の人たちも自分のところの商品がリサイクルショップで安く売られたら、うちの商品が売れなくなる!と思っています。
 
 
そんな時私はこう言います。
 

「全く問題ありません!」
 
 
なぜならリサイクルショップに洋服を持ってくるお客様と洋服を買いに来るお客様は全然客層が違うお客様だからです。洋服を持ってくるお客様はすでに好きなブランドやお店が決まっていて毎年、毎シーズンそのお店から洋服を買っています。
 
 
そしてそんなお客様だから、お家のクローゼットやタンスの中に去年やその前からある着ていないお洋服が溢れています。けれど高いお金を出したり、大切な思い出があるから捨てられないんです。そしてしまうスペースがないからだんだんと購買意欲が落ちていきます。
 
 
例えるならば、美味しいものを食べすぎてお腹がパンパンの状態なのです。一言でいうと便秘ですね!それでもお店は新しい商品を無理やりに口から詰め込もうとしているのです。(うちも以前はやっていました。)


そんな状態のお客様が美味しく食べることができますか?(新しい物を喜んで買いますか?)
 

食べられませんよね。(買いませんよね。)だからリサイクルショップの役割はお客様の便秘状態を正常な状態に治す便秘クリニックなのです。はっきり言ってカンチョーです。(お食事中の方、すいません…)
 
 
お客様はクローゼットやタンスの中がスッキリして且つお小遣いが入れば新しい物、本当に欲しい物を買ってくれます!だからリサイクルショップはライバルじゃありません。逆にどんどん上手く利用して欲しいのです。そうすればお客さまにも喜んでいただけます。

 

 

そして顧客がいらないものを処分することで新しいものを買おうという購買欲を湧かせることができます。それは専門店にとっても絶対にプラスになります。誰も損しない、皆が喜べる仕組みなのです。
 

だから隣を見て商売をするのではなくてお客様を見て商売をしましょう。そんなふうに僕は思っています。でもね、まだまだ理解されていないのも現状です。だからお店でお客さまに喜んでもらって、周りのお店にも喜んでもらえるように頑張っていきます!

 

 

明日は早いのでこれくらいで今日は終わりにします。