リサイクルショップ社長の江口です。
さて、今日は今年の6月以来に札幌に来たのでお店のスタッフ達と食事に行きました。お店が基本年中無休です。なのでお店が終わってから集まります。だからスタートが21時からになります。ちょっと遅いですよねー
さて、札幌のお店に来て感じたことはたくさんの商品があるということです。これはお客様がたくさんお品物を委託してくれているので嬉しいことです。でもね、問題もありました。それは本来預かってはいけない商品も混ざっていたことです。
「うちのリサイクルショップは何でもかんでも預かって販売するお店ではありません!」
例えば、このコート。パッと見は特に問題ありません。
でもよく見ると・・・
袖口の汚れ!裏地も少し汚れていました。
スーツは?
このスーツは買った時はすごく高かったと思います。ブランド品ですしね。でもかなり昔のモノで型が古いのです。昔と違って今の女性はスーツを着る機会が少なくなりましたよね。特にこのようなカチッとしたデザインはほとんど着られません。
ワンピースは?
他にもこんなワンピースもありました。こちらもデザインが古いです。最近では若い人のブランドで昔のデザインを真似するモノもあります。でもこれは明らかに昔のデザインです。
うちのリサイクルショップは委託販売です。お客様から商品をお預かりして販売します。その際にお客様から委託料を頂戴します。(1点300円プラス税)だからお預かりした商品が売れないとお客様に委託料を損させてしまいます。例えば10点持って来て、全部売れなければ3000円プラス税の金額をお客様は損してしまうわけです。
それに買いに来られるお客様も良い商品がなければ来てくれません。スタッフとの関係性がいくら良くてお店に来てくれても良いレベルのモノ、欲しいモノがなければ買いませんよね?
そして新しいお客様も良いレベルの商品が並んでいるリサイクルショップには良いお品物を委託に持って行きます。逆にレベルの低い商品しか並んでなかったら自分の大切にしていた良いお品物は持って来てくれません。
買いに来るお客様も良い商品が並んでいたら、リユース品でも自分が納得するお値段(1万円)でも買ってくれます。レベルが低いモノが多いと価格が安ければいいというお客様だけが集まってしまいます。そうするとお店のレベルがどんどん下がってしまい・・・売上も落ちて最終的には閉店、なんてことになってしまいます。
商品をお預かりする基準はお客様の立場になって考えた時に
「その商品を自分は買うか?その価格だったら買うか?」だと思います。
もちろん個人的な趣味嗜好もありますがその辺を入れずに客観的な判断して欲しいです。
ということで今回の札幌店がこういうわけではありませんが今のうちに全店舗のスタッフに伝えたくてブログにしました。これからスタッフ達と楽しみます♪
今日は以上です。