ワンズとわたしの愛しき日々♡

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ワンコ達と穏やかに生活していますが、当座の目標は双極性障害と上手く付き合えるようになって再び職につくこと。社会復帰という言葉は、寂しく感じてしまうので自分に対してはあまり使いたくないです。宜しくお願いします♪

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以前も書きましたが、双極性障害には「躁状態」のときと「鬱状態」のときがあります。


「躁状態」のうち、いわゆるハイテンションになって、金銭感覚がおかしくなったり、性に奔放になったり、疲れを忘れ万能感に包まれるような最大限の躁状態の他に、一般に「軽躁状態」と呼ばれる状態があります。


軽躁状態は、それはそれは心地よく調子よく動けて、やる気もあり、チャレンジ精神旺盛で、人に迷惑をかけるほどのことはないので、一般の前向きな人とそんなに変わらないように見えるかもしれません。


前向きなくらいならいいじゃないかと思われるかもしれませんが、心身共に活動し過ぎてしまうことには変わりはないので、後の疲労は大きいです。疲労は鬱状態に繋がります。


ただ、ネットのカキコミなどでよく見かけるのは、特にクリエイティブ系の仕事をしている人達が「軽躁でないとアイデアが湧かなくて困る」ということです。


わたし自身も感じます。仕事はしていませんが、日常の生活で軽躁のときは要領よくこなせていたものが、そうでないと滞ったりするのです。考えること全てにおいて精彩を欠くのです。


それが当たり前と思いながらも、躁状態や鬱状態を長く繰り返しているのが双極性障害なので、鬱状態の反動もあるためか、元気でアイデアがバンバン湧いてきて・・・という状態がどんなに心地よいか知ってしまうと普通の状態(フラットな状態)でいるのがもどかしく思えることがあるのです。


わたしの場合、躁状態だと心身の体力は1日もちません。過活動になり、寝てまた過活動になり、というのを繰り返して疲れ果てます。軽躁だと、そこまでテンションが上がっていないので、体力はもつし、やる気まんまんで楽しい期間がしばらく続きます。そして、疲れ果てたり失敗したりします。


注意しなければならない状態なのに、とても魅力のある状態なのです。


いま、わたし自身ももがいています。気持ちはフラット、でも色々なことが要領よく進まなくてもどかしいし、考えなくてはいけないことがあっても頭はスローにしか進みません。


バランスをとるのはとても難しいし、再び過去に経験した状態になる恐れや憧れがあるので、普通より慎重にならざるを得ないことがたくさんあります。


「普通より」も曖昧な表現ですね。病歴は長いですが、わたしが覚えている限りの自分が病気でなかった頃のことを普通と表現しています。


けれど、フラットでいられるのは回復に向かっている証拠。昔のことを考えても仕方がないので、わたしのこれからのフラットなあり方を考えていこうと思っています。


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