h&s ヘッドスパリフレッシュシャンプー 解析
洗浄力:★★★★★
低刺激性:★☆☆☆☆-
補修性能:★☆☆☆☆
しっとり感:★★★☆☆
ハリコシ感:★☆☆☆☆
サラサラ感:★★★☆☆
ふんわり感:★☆☆☆☆
さっぱり感:★★★★☆
ダメージヘア適正:★☆☆☆☆
スカルプケア適正:★☆☆☆☆
価格適正:★★☆☆☆(530ml:808円)
総合評価:★☆☆☆☆
有効成分と銘打つ
「ジンクピリチオン」は、
極低濃度で強力な殺菌作用を示す成分で、
フケや雑菌の繁殖を抑える働きがあります。
しかし1999年に「環境ホルモン」としての疑いがあると研究報告され、
その為多くの企業はこの成分を使用自粛しており
現在ではシャンプーなどで配合されることはかなり少なくなっています。
※
もちろん低濃度使用では我々人間に対する作用は知れてますが、
実は魚介に対する催奇形性が非常に強く、
30ppb(30/1000000000) (25mプールに1ml程度の濃度)
という非常に低い濃度で100%の催奇形性があったというのですから驚きです。
(催奇形性:奇形発生性)
もちろんシャンプーに配合される濃度はこれよりも多いです。
我々人体に対して影響が無いからといって、
このような強烈な催奇形性を持つ成分を配合するのは
環境に対する配慮がない企業であると判断せざるを得ません。
(この報告を受けてそれまで配合していた花王メリットは成分を見直しました)
もはやこのような成分を配合するような企業は、
環境への配慮を最も求められる大企業としては
この会社だけとも言えるかもしれませんね。
そしてそれだけでなく、
もうどこの会社も手を引いた「ラウリル硫酸塩」を普通に配合するあたりも
もはやぬかりがありません。
皮膚残留性が高く、長期にわたって皮膚にダメージを与え続けます。
ラウレス硫酸・ラウリル硫酸のタッグ&刺激緩和成分無配合
という驚きのコスト削減によって、
非常に強力な洗浄力と脱脂力、及び強力なタンパク変性が見込めます。
ダメージヘアへの適正は低く、
地肌の弱い方には刺激になる洗浄成分構成です。
これらの質感低下を免れるためシリコーンも配合されています。
市販シリコンシャンプーの典型例ですね。
殺菌剤の配合については諸説ありますが、
やはり人が持つ元々の肌バリアを考慮すれば、
このように外部から殺菌作用を与えるというのは
正しい方法とは言えないでしょう。
私たちの地肌には常在菌という善玉細菌も住んでいて、
彼らが十分な働きをするから肌の弱酸性などのバリア機能が働くのです。
それらも根こそぎ根絶させる、というのは、
正しい地肌ケアの発想とは違うものではないでしょうか。
このようなシャンプーを使い続けると肌本来の常在菌による殺菌作用が失われ、
殺菌効果を持ったシャンプーを使い続けなければかゆみやフケが発生してしまう最悪の状態にまでなってしまうこともありえます。
確かに強力な殺菌剤である為に即効性があるにはあるでしょうが、
これは対症療法に過ぎず、
フケやかゆみを根本から治したことにはなりません。
本当の「地肌力」を高めるならば、
本来の肌バリアの効果を高める工夫が必要になるのです。
このような殺菌シャンプーが市販で安価に手に入るというのは、
ある意味危険なことかもしれません。
・有効成分:ジンクピリチオン液
・その他の成分:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液、ラウリル硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、ジステアリン酸エチレングリコール、高重合メチルポリシロキサン(1)、セタノール、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、香料、塩化0-(2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル)グァーガム、クエン酸Na、α-オレフィンオリコマー、安息香酸ナトリウム、トリ(カプリル・カプリン酸)トリメチロールプロパン、無水クエン酸、ベンジルアルコール、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン液、キシレンスルホン酸アンモニウム液、精製水
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