「髪」と「肌」 根本的な違い | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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このブログでは

「ヘアケア」「スキンケア」

二つの情報を取り扱っています。


簡単に言えば

「髪」「肌」

のお話です。





実はかずのすけ

お肌の情報を取り入れ始めたのは

アメーバに転向してきてからのことで、


mixi時代などはずっとヘアケア一本で情報を発信していました。



こっちではあまり記事にしていませんが、

多分ヘアケア関連の情報はmixiの方が多いのではないかと思います(^_^;)


むしろアメーバではスキンケア関係のネタが増えているかもしれませんね。

(ヘアケアは前書いたから飽きてきたってのはあるかもしれません苦笑)



「美容」を語る上では


髪の美しさ肌の美しさっていうのは

大変重要なことです。


ヘアスタイルや髪の美しさは

人の見た目を180度変えることができますし、

ある意味では肌の美しさより重要なのではないか?

と思っている部分もあります。



とはいえ髪型やヘアケアは

一応「美容師」っていうプロがいますので、

お金さえあればメンテナンスは自分でやらなくてもなんとかなる…

という側面もありますね(^_^;)

(それでもかずのすけはホームケアの重要性を説き続けますが笑)


対して肌美容はプロと言えるプロがいないので、

結局ホームケアに頼らざるを得ないものです。

お肌の美しさは自分で守って行かなければならない…

そういう性格が強いのがスキンケアです。




と、まぁうだうだ言ってきましたが、


いかに可愛い髪型で綺麗な髪を携えていたとしても、

お肌がズタズタだったらそれは美しいとは言えません。


逆にどれだけ綺麗な肌をしていても、

髪型がダサくてボッロボロの髪だったらそれも嫌ですよね。



(あとは服装や性格や仕草なんかももろもろ関係してきますが)



つまり

真に美しくあるためには、

「髪」と「肌」をキレイに維持することが何より先決だと思います。



しかし


事実上現状の美容関連の情報媒体で、

ヘアケアとスキンケアを両立している情報媒体は大変少ないですよね!



そもそもヘアケアネタなんて美容師しか扱っていないので、

そりゃそうかなんて気もしますけど…


二つとも同じ土俵で情報発信するのが最も望ましいと思うのですが、

実際にはそれは難しいようです。


というのもこれはやっぱり

「髪」と「肌」のケアは全く違うから

ということなんでしょうね。


ヘアケアのノウハウはスキンケアに活かせないし、

スキンケアのノウハウはヘアケアに活かせない。




これには大きな理由があります。






実のところ「髪」と「皮膚」の構成物質はほとんど同じです。


皮膚表層の「角質」も、

髪の毛を構成する物質も、

どちらも「ケラチン」と呼ばれるタンパク質です。



同じものなんだから同じケアでいいんじゃないの??


と考えたくもなりますが、

実質的には全然ちがいます。


肌で言う「ケラチンの層」っていうのは、

肌表面0.02mm程度です。

その下は様々な生物的な細胞がぎっしり詰まっています。

どんどん下層から細胞が生成されているし

皮膚表面は痛みも感じます。



対して髪の毛はほぼほぼケラチンの塊です。

細胞なんか一切無くて中も外も全部ケラチンなんです。

下から伸びてはきますが切ったって全く痛くありません。



つまり

肌は生きていて、髪は死んでいる

ということです。





肌は怪我をしたら勝手に再生します。



皮膚の炎症が起こって、

お医者さんで薬をもらってそれを塗ったら

早く炎症が治まりました。


これはお薬の力で治したんじゃありません。

薬は肌の再生力を底上げしただけで、

結局炎症を治しているのは肌そのものです。



スキンケアというのは結局はその延長です。

肌そのものの再生力や健康を維持するシステムを補助すること


これがスキンケアの根本の考え方であり、

それを邪魔するものを排除すれば

自ずと肌は健康な状態を取り戻すのです。





しかし髪の毛は違います。


髪は怪我をしたら一生そのままです。


切った髪はそこから伸びてこないし、

熱でチリチリになった髪は切るしかありません。

ダメージしたらダメージしっぱなし。

それが髪の毛の真髄なんです。



だからこそヘアケアではあれこれ手を尽くします。

ダメージのタイプに応じたヘアケアが必要になるのです。


傷んだ部分をキレイに見せる為であれば

シリコーンなんかの皮膜だって一つの対処策です。


ダメージが進行しない為に処理剤を使うというのも必要です。


髪はダメージをほうっておいても治らないし、

ダメージに対抗するシステムを何も持っていないのです。







「スキンケアでは何もするなと言うくせに

 ヘアケアではあれしろこれしろというのはおかしいんじゃないか?」



というようなことを言われることもありますが、


簡単に言えば

そもそもヘアケアとスキンケアというのは次元の違うものなんです。


生きているものを扱うスキンケア

死んでいるものを扱うヘアケア



この二つの対処に差が生まれるのは当然のことです。



同じ「美容」の為には大切なものではありますが、

この二つには根本的な違いがあるのだということを


しっかりと理解する必要がありそうです。





生きている肌、死んでいる髪…

この大原則さえ理解出来れば、

「美容の答え」

も意外と簡単に見えてくるように思いますよ(^-^)





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