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『ミネラルファンデーション』
というものがありますよね。
なにやら「お肌に優しい」?
と言われているこのファンデーションですが、
実際のところどうなのでしょう?
まぁ、かずのすけはファンデーションなんか使ったことが無いので
その使用感とか何とかを判断する術はありませんし、
そもそもファンデーションについてまじめに調べたのも
今日が初めてくらいのものです(苦笑)
なのであくまで化学物質の安全性とか
そういう視点でだけものを言いますので
どうかご了承くださいませm(_ _;)m
今日はミネラルファンデについてかずのすけのちょっとした考察です。
◎『ミネラルファンデ』って何?
「ミネラル」=「鉱物」
を使用したファンデーションのことだそうです。
これは某社が使用しているミネラルの種類。
・酸化チタン
・酸化亜鉛
・酸化鉄
・マイカ
あと稀に
・シリカ
・水酸化Al
・酸化塩化ビスマス
なども使われているみたいですね。
「シリカ」ってシリコーンじゃないの??
と思う人もいそうですが、
シリカは『二酸化ケイ素』というガラスの主成分ですね。
これも鉱物の一種です。
「ミネラル」というと天然物みたいなイメージを持つかもしれませんが、
実際にはどれも酸化処理を行っていて、
コレ以上酸化しないように化学的に処理されいます。
まぁこういう鉱物の粒子をファンデーションの主成分として使用しているものを
『ミネラルファンデーション』
と呼んでいるようですね。
◎なぜお肌に優しい?
ポイントは3つあるようです。
・化学的に危険な成分が入っていない
(タルクやシリコーン、合成界面活性剤等)
・密着性が弱いのでクレンジングが要らない
・低刺激なのでそのままつけっぱなしにしても大丈夫
ははーん、
なんだかよくある胡散臭さですよね~。。(苦笑)
ちょっと色々と考えてみたいと思います。
◎普通のファンデーションの成分は危険?
まぁ、
シリコーンや界面活性剤については、
もはや語る必要も無いかなぁと思います。
そもそもシリコーンはとても安定性の高い成分なので、
もし肌に残存したとしても何の問題もありません。
液状油ですから毛穴を塞ぐとかそういうことも考える必要は無いでしょう。
界面活性剤については、
つけっぱなしの化粧品に用いられるのは
肌に刺激が無く分子量も大きい非イオン界面活性剤です。
単に化粧品の油性成分と水溶性成分を乳化しているだけなので
肌のバリアを破壊するなどあり得ません。
そして「タルク」という成分。
これも『滑石』と呼ばれる鉱石なので、
ある意味では【ミネラル】なのですが…
どうも嫌われ気味ですね(^_^;)
理由は
タルクに発がん物質の「アスベスト」が含まれている?
という都市伝説が原因でしょう。
しかし実際のところ日本の化粧品に用いられているタルクは
そのような不純物を含んでいませんし、
実際にアスベスト含有タルクが問題になったのは
日本ではなく韓国です。
→アスベスト含む化粧品5製品販売禁止に
なので外国のよくわからない化粧品を
わざわざ取り寄せて使用するでもしない限りは気にする必要の無いことです。
日本の有名ドコロのタルクは、
安全性の高い原料と言って間違いないのではないでしょうか。
(出所不明の中小メーカーには気をつけるべきかもしれませんけどね…。。)
あと「合成ポリマー」についても言われてましたね。
それについても全く気にする必要はありません。
→合成ポリマーが皮膚を冒す?~『合成ポリマー』とは~
◎クレンジングが要らない?
本当にパウダーだけでオイル成分を含まないのであれば、
多くの場合確かにクレンジングの必要は無いでしょう。
ただその分化粧品としての使用感は
一般的なものに劣るというのは覚悟する必要があります。
密着性が無いということは、化粧が落ちやすい
ということの他ありませんからね。
また確かに刺激の強いクレンジングであれば
あまりしないほうが良いのは事実です。
ですがクレンジングもピンきりで、
内容の良いものであればそれほど肌に負担を与えません。
化粧が崩れやすいことをマイナスに思うのであれば
クレンジングを気にすることでバランスを取ることもできるでしょう。
◎「ナノ化粒子」について
あとこれが一つ問題なのですが、
先程も言ったようにミネラルファンデーションは
密着性が弱く使用感が良くない傾向があります。
メーカーによってはそれを改善するために
『粒子のナノ化』
を行っている場合があります。
粒子がナノサイズまで微細になれば、
皮膚への密着性が増しオイルを含まなくても良い使用感を演出出来ます。
しかし様々な研究では
酸化チタンを始め金属酸化物のナノ化粒子は、
皮膚細胞内に取り込まれた際に有意に細胞を傷つける
という実験結果を得ています。
細胞内に取り込まれた金属酸化物のナノ化粒子は、
細胞内で金属イオンを放出する為このような現象が起こるそうですね。
もちろん健康な皮膚には問題はありませんが、
もし炎症を起こしていたり裂傷があった場合には
皮膚を傷つける原因になりかねないようです。
なので使用感を良くしたナノ化ミネラルファンデは、
必ずしも肌に安全とは言えないということが言えそうですね…。
◎つけっぱなしでも良いの?
化粧品のつけっぱなしが本当に肌にとって大きな負担になるのか?
これは非常に難しい問題だと思います。
実際のところ化粧品をつけっぱなしにして
翌日肌が荒れているとしたら、、
それはその化粧品が結構欠陥があると考えてもいいかも知れませんね(^_^;)
ミネラルファンデーションのメリットとして
『低刺激!』
というのが叫ばれるのは
使用されている原料がすべて酸化処理を行っており、
これ以上酸化する懸念が無いからだという風に言われています。
しかし
大手メーカーが販売している普通のファンデーションは、
化粧品のベースにシリコーンやシリカなど、
非常に酸化安定性の高いものを使っています。
安定性の高い原料であれば
長時間肌に乗せておいたとしても酸化・変質することはなく、
一日程度つけっぱなしにしても何の問題もないでしょう。
しかし例えば『皮脂』なんかはその点酸化の懸念があり、
皮脂は出来るだけ毎日落としたいところです。
この皮脂については普通のファンデーションをつけていようが
ミネラルファンデーションをつけていようが、
当然同様に分泌されてしまうものですから、、
どちらにしろファンデーションに染みこんで酸化してしまうでしょう。
こうなればミネラルだからと言って
落とさずに寝ていい理由にはならないのではないでしょうか。
ケミカルもミネラルも別に落とす必要は無いのかもしれませんけどね(^_^;)
◎ミネラルファンデの安定性は完璧じゃない
あと、
化学をかじっている僕からすれば、
『どんな条件でも酸化しない物質』
(例えばシリコーンなど)
と、
『酸化する可能性を抑えた物質』
(例えば金属酸化物など)
とでは物質の安定性が全然違うんですよね。。
金属酸化物は確かに酸化処理を施すことで変質しにくく加工してます。
ですがもしもそれに「還元剤」なんかが作用すれば、
その物質が還元されて
本来の不安定な物質に変質する可能性は否定出来ません。
最近はお肌に「抗酸化物質」と言って
還元性を有する成分を塗っている方が増えていますから、
(例えばビタミンCとかその誘導体など)
そういう成分と反応してしまう懸念はゼロではありませんよね。
あと汗の中には還元性を持つアルデヒド類も含まれますからね。
そういうパターンも無視はできません。
実際に金属アレルギーでかぶれる方もいらっしゃるようですし、
必ずしもミネラルファンデーションの安定性が高いとは
言いにくいように思いますね…。
◎結論→別にミネラルにこだわる必要はないのかも?
もちろん、
ケミカルのファンデーションが悪いという点もあると思います。
皮膜力が強すぎれば強いクレンジングが必要になりますから、
お肌には負担になるというのは正しい指摘だと思います。
しかしだからと言って
ミネラルファンデならお肌に優しい!
とか
スキンケア効果がある!
というのは行き過ぎた表現で、
どちらにしろ問題点は存在するようです。
ファンデーションはあくまで美しく見られるための付加要素です。
『どんなものでもお肌に負担になる可能性を秘めている』
という認識を持ちつつ、
自分の体質やライフスタイルなどと照らしあわせて
自分に最も合ったものを探していく必要がありそうですね!
少々長くなりましたが、
皆様のファンデーション選びの参考になれば良いと思います(^^ゞ
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