2回目の流産手術は悲しい記憶しか残っていない。
姿を見せることができなかった2人目の赤ちゃん…。
胎嚢も何も見えなかったけど、1人目を失って考えることが四六時中、妊娠のことばかりになった私に振り返る時間を与えてくれたのかな?
早く、早く、早く!!
ってあの子の魂を宿した赤ちゃんが還ってくるように。
欲しくて、欲しくて焦る私に。
ゆっくりでいいんだよってね。
でもね。
会いたくて、会いたくて、本当に会いたくて仕方なかったんだよ。
早くお腹に迎えてあげなくちゃ!
お空でずっと待ってるからって。
待っててね…
すぐだからねって。
でも、現実は厳しいね。
私が赤ちゃんを本当に迎えることができるまで、2年もかかるし、それまでに4人が天使になった。
長くて、長くて、苦しくて。
2年もの間は時が止まってしまったような感覚だった。
その年の出来事なんてまるで覚えてないや…。
流産手術を終えて、3日後に流産手術後の診察があった。
取り残しがないか、子宮の回復の度合いなどを確認するためだ。
そんな診察で思わぬことを言われる。
「血液の数値が下がってないので、子宮外の可能性がまだあります。来週には下がると思うのですが念のため診察にきてください。」
数値が下がらない??
多分、hcgのことだろう。
流産手術したのに、まだ体は妊娠している状態ということ。
ホルモンの関係などから、すぐにはhcgも下がらない人もいるけど…
流産手術もして、妊娠は終わったと思っていたら急な腹痛で子宮外妊娠だったという人もいるので少し不安になる。