正直、最初は平凡かなあ、と。
美人OLが殺されて、地味な同僚が疑われる。綾野剛くん演じる赤星が事件を追って行きます。まあベタっちゃベタ。
なんですけど。さすが湊かなえさん、ラストが半端ない!事件の真相には驚かされました…
ここでは書きませんが、え、そうなの!?と驚く結末です。原作読んでたら詰まらないかもしれませんが。
そしてこの映画で大きく描かれるのはネットの怖さ。ポスターでも出ているように、鍵はTwitterです。赤星は勿論のこと、何も知らない一般市民の根も葉もない噂。井上真央ちゃん演じる城野美姫はそれに追い詰められる。
これ、現実でもあることですよね。いじめが発生したりもするし。
情報のもつ恐ろしさ、そして情報を発信することへの責任を改めて実感する映画でした。