アナトミートレイン東京ワークショップの中で

いかに知覚、その中でも運動感覚を利用した身体教育が大切か!

…というお話が出ました。


トムによれば、そして多くの人もそう感じているかもしれませんが

現在の教育は、視覚目や聴覚耳がベースとなっています。


しかし、トムによれば、

運動感覚を使った情報伝達は

視覚による情報伝達よりも30倍ほど早いとのこと
ひらめき*


ちなみに、

ここでいうスピードとは

脳から行動として現れる

インプットからアウトプットへのスピード矢印をいっています。


以前、筋膜での情報伝達はすこぶる早い!

…という紹介をしましたが(過去記事こちらクリック


運動感覚はからだ(…ということはもちろん筋膜も)を通じて感じるわけなので

そこともつながっているようです。


もちろん、

運動感覚と視覚、聴覚(そして他の感覚も)を合わせた方が

さらに伝達力はアップします!


なので、ダンスやスポーツ、からだの動きを学ぶ上で

実は運動感覚をしっかり利用した方が

より相互性が高くなり

動きの情報は早く伝達されるんです。

だから、大切ってことなんですね好


トムによれば、

バリに行った時にバリニーズダンスの教室を見に行ったら

先生が生徒の後ろにまわり

手をとって、動きを感覚で教えていたそう。

つまり運動感覚を利用していたってことですね(・・*)+++



その話を聞いた時に思い出したのが

私が大学で恩師に出会った時

彼女の教え方は

全ての感覚を要するものでした。

アフロモダン(アフリカンダンスとモダンダンスのヒュージョン)だったこともあり

ドラマーが奏でる音を耳耳で聞き、

ドラムから響く振動ゆらゆらを地面から感じ

先生からの言葉による説明はほとんどなく

リズムを感じ、先生の動きを目と音で感じながら動いていく。

そして、その動きに不調和がある時

先生は自分のからだを触らせて動きを感じさせたり

生徒のからだに触れて動きを促したり

…という指導をしていました。

そして、その時から私のからだはすごく変わったんですよね~。

今思うと、すごくいろいろな感覚を使った教え方だったと思います。



トムが

こどもたちの教育プログラムを変えていけるのはあなた達だ!

…と言っていましたが

本当にそうですよね。



私のやりたいことの1つ。

こどもたちに、自由なからだを探求できる場をつくり

そして運動感覚から教える大切さを伝えていくこと。

考えるとワクワクしちゃいますねsei