昨日から外部クライアントへのロルフィングセッションが始まりました。

フロリアノポリスという島に住んでいても、
ロルフィングをはじめ、ソマティック・エクスペリエンスなどのセラピーをしてからだのケアをしている人がたくさんいてびっくり!

まぁ、そういう方々がロルフィングのクラスクライアントになろう!と思ってくださるんですけどね☆


今回私はアドバンスロルファーになる資格をとるためのトレーニングに来ています。
ここでは、ロルフィングとは、という基本的な、だけれどとても奥深いことにもっと突っ込んでいったり、ロルフィング10シリーズとは何なのか、を哲学的に見ていったりしながら、
もっと詳しい解剖学をはじめ、様々なアプローチの仕方を学びます。

そして、アドバンスシリーズというものを学ぶのもカリキュラムの1つで、外部クライアントには5回のアドバンスシリーズをするのです。


アドバンスシリーズについて、3日間学んだレベルで簡単に言うと、ロルフィング10シリーズ後に新しいプロジェクトを扱うシリーズです。

新しいプロジェクト?

わたしたちのからだには様々なパターンがあって、それぞれに過去やトラウマや記憶がからんでいます。そして、10シリーズでそれを全て解き放つことは、ロルフィング的にもクライアントのからだの許容量的にも難しい。

10シリーズで、からだの心地よさのレベルは上がることが多いですが、それをさらなるレベルへと引き上げるために邪魔しているかもしれないところを見つけ、アプローチしていくプロジェクトを扱っていくのがアドバンスシリーズ。


今回アドバンスシリーズを学ぶにあたり、10シリーズの復習をしたり、ロルフィングそのものについて深く考えていったりしていますが、それで本当に感じたのが

“あくまでクライアントベースのワークである”ということです。


私たちが思う“健康”や“姿勢”や“動き方”や“考え方”を押し付けるのではなく
あくまで、クライアントがどう感じて、どこに向かいたいのかをサポートしていく。

それは、筋膜への触れ方も同じで、自分の好む“タッチ”ではなく、クライアントのからだが一番反応しやすいタッチを選んでいく。これに関しては、すごく納得させられました。


もちろん、そこには、本人の意識が変わらないと変わってこない部分もたくさんあり、そこに気づいてもらうきっかけを作ったり、エデュケートしていくことも大切なロルフィングの役割の1つです。
そして、その後の選択はクライアントの自由。


ロルフィングはクライアントベースのエデュケーションワークである、ということを今回のトレーニングで再確認。


そして明日からは生徒間でのアドバンスシリーズのエクスチェンジもスタート!!
私のプロジェクトがどう進んでいくのか今から楽しみです☆