ラゴアという町までのバスの旅から戻って、ハンモックでゆらゆらしてい
たら、クラスメイトが


"ビーチで動けない海の生き物を見つけたんだけど、どうしよう!"


と、ビーチから帰ってきた。
ドイツ人の彼女は英語でその動物の名前はわからなかったらしい。


"シードッグってドイツでは言うんだけど…"と。


他のクラスメイトと見に行ったら、なんとそこにはペンギンが!!

野生のペンギンなんて初めてで驚いたけれど、それ以前に、立てもしない
し海にも戻れる様子がないので、どうしたらいいんだ?!と頭は?でいっ
ぱい。


私たちよりも現地の人に聞いた方がと、宿に戻り先生に電話。


先生から宿の人にその旨を伝えてもらい、動物保護センター的なものがあ
るのはわかったんだけれど、日曜でお休み。


宿の人はちょうど出かけるとこで


"明日センターに連れて行くから宿まであなた達で連れてき
て!"と。


大きなたらいと、タオルを持ってビーチへ。


だいぶ弱っていてさっきよりも元気がなく、目も閉じているけど呼吸はあ
り。
くちばしにやられないように、様子を見ながらクラスメイトがタオルで無
事保護。


さて、連れてきたのはいいけどどうしたものかと、皆それぞれネットで検
索したり獣医関係の人にメールしたり。


無事クラスメイトの友人の鳥獣専門医と連絡がとれ、

☆手で触らない(油が落ちてしまうため)
☆エサを与えない
☆タオルを下に敷きつめる

とのアドバイス。


最初の2つは実行していて
タオルだけちょっと足してこようと見に行くと

さっきより元気になっていた!

動きも増えて、目も開くようにd(^_^o)


明日まで生き抜いてくれれば、センターに連れていける。

自然に生きる動物の力を信じたい!