タイトルの形状記憶。

正式な意味はウィキペディアによると
ある温度(変態点)以下で変形しても、その温度以上に加熱すると、元の形状に回復する性質を持った合金で、この性質を形状記憶効果(SME)という。

…ということなので、

筋膜が形状記憶というのは、すごく間違いドンッ


ただ、イメージするのにはいいんではないかな?と思います。


そもそも筋膜とは

その名から筋肉を包んでいる膜だと思われがちですが

筋肉を包んでいる筋膜は、筋筋膜と言い(日本語って大変!)

筋膜は、筋肉だけではなく、骨も神経も血管なども包んでいます。

うす~い半透明の膜。



神経や血管だけが残された人体の絵を見た事ありますか?

それだけでも人の形がわかりますよね?

筋膜も同様。

それだけを残して見てみても、人の形がわかるんですよ。
※詳しくはこちら→http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10257242627.html


その膜は、怪我をするとそこを守るように硬くなったり(やさしい!)

日常癖になっている動作をしていると、

そちらに動きやすくなるようにねじれ、かためていってくれます。(小さな親切ってやつです)

この、最後の部分が、私が形状記憶っぽい、と言っている部分。


何度も何度もその動きを繰り返すうちに

その形で硬くなっていってしまうんですね~。



恐るべしsippai;*


癖の動きの中で形作られた筋膜は

意識してストレッチすることで伸びて来ることもあれば

ストレッチではなかなかうんともすんとも言わない場合も。

そこを手助けするのが、ロルフィングというわけです。


だから、ロルフィングは

筋膜にマッサージのように圧をかけてねじれを改善させながら

そのねじれを作るきっかけになっている動作の両方を改善させていくわけです。



筋膜についての過去記事:
何十年も先をいっていたロルフィング
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10256834497.html

筋膜の詳細:
http://rolfing380.jp/kinmaku.html