先日のアナトミートレインのセミナー

インストラクターのトムがこんな話。


“椎間板は、とってもやわらかくて弱い

…と思われがちだけれど

実は、椎体の方が弱い”
※椎体:椎間板をはさんでいる骨の部分。よく背骨といわれるところかな


と、話していました。


生の背骨を圧縮すると、

椎体の方が先に圧縮され始める
んですって!



椎体は、

海綿骨(骨の成分が網目状になったもの)の割合が多いのだけれど



椎間板は、

中心にある水分含有率が高い髄核とよばれるものの周りに

線維輪とよばれる、コラーゲン線維の多い強い部分があり

そして、それをさらに骨とつないでいる部分は軟骨でできているので



成分を考えると、

椎間板の方が強いのはわかりやすい。



でも、よくヘルニアの症状を説明する時に聞く椎間板の話を思い出すと

なんだか椎間板の方が弱いのでは、という錯覚に陥ってしまいませんか?

イメージのパワーって強いですね~。



からだ業界の方には当たり前のことかもしれませんが
私はすっかり抜け落ちていました叫び

結構、椎間板の方が弱いイメージを持っている人多いんではなかろうか、と紹介☆