本日、開脚のワークショップで
この前アメリカで体験してきた筋膜解剖ワークショップのお話を少し紹介。

話しながら思い出したことがあったので
ブログでも紹介しておきます☆


私はとにかく、
解剖のワークショップに参加するにあたり
一番興味があったのが、
筋膜をつながりで見て
つながりで解剖していくこと
でした。


どこにどういう筋肉や神経などがあるってことも
もちろん興味はあるけれど
それよりもなによりも、
筋膜の層や、
筋膜がどのように様々なものを包んでいるのかを見たかったんです。



だから、解剖していく際に
とにかく、筋膜に沿ってメスをいれていきました。


筋膜がひとつながりで、ペローンと取れないかな~
…と思いながら。


結果は………


ムリでございましたドクロ


どこかであきらめて
メスを垂直に入れて“切断する”ということをしないかぎり
きれいにペローンとはなってくれなかったのです。



筋膜が入り組んで筋肉を包んでいたり
筋膜を血管・神経が何層にも突き抜けていたりして
切断することなしでは、つながりのまま解剖できなかったんですね。


本当に本当に本当に!
筋膜はありとあらゆるものを包み
ありとあらゆるつながり方をしているんです。



あぁ、言葉で説明するって難しい。
今度、説明しやすいように、模型的なものでも作ろうかと思います。
夏の工作べーっだ!??



この、切断なくしては、つながりでペローンが難しかったことを
鵞足と腸頚靭帯の例をあげてこちらでも紹介しています。
興味がある方はどうぞ☆