先日東京でバレエのクラスを受けた時、
股関節の使い方を注意していただきました。
そのことはこっちに書いたんだけど→こっち

その先生がクラスの中で

「脚を動かすんじゃないのよ!
 股関節の中で腿の骨の頭部が動くから
 その結果、脚の位置が変わるのよ!」


…と言ってくれていたのが印象的!


そう、股関節は、
骨盤側のくぼみに、腿の骨の先端の丸い部分(ゴルフボールみたいな)が
はまっていて、そこでクルクル動けるようにできています。


すり鉢とすりこぎ的な感じです。

そこが動くことで、腿=脚の位置も変わるわけですし、
脚が動いている時=股関節の窪みの中で腿の骨が動いている状態なわけです。
(でも、動かしかたによっては、脚が動いても股関節があまり動いていない場合もあって少々ややこしいんだけれど)

なかなかそうやって教えてくれるダンスの先生はいません!
ああいう先生がいてくださると、本当にありがたい!!


ただ、その先生の言葉をからだで感じてできる人は
結構限られてしまうかもしれません。

股関節って、結構謎めいている場所。

関節がはっきり外から見えないし
実は、股関節の場所をすっかり勘違いしている人も多い!

ダンサーの人でさえ、
股関節の位置くらいはわかっていても
股関節の動きをあまり考えずに(もしくは知らずに)動かしてしまい
股関節まわりに問題起こす方多しです。


股関節がどう動くのか
なかなかイメージしにくいんですよね。


私の場合は、ロルフィングやピラティスのセッションの中で、
実際にからだに触れながら
股関節の中で腿の骨が動いていることを感じてもらったり
立った状態から膝を曲げる動きの中でも
股関節が動いていることを
しっかり実感してもらうようにしています。



自分のからだの中で“本当に”感じると
少しずつイメージしやすくなり、
イメージしやすくなると、使いやすくなります☆



なので、股関節の動きをまだ感じた事の無い方は
お近くのロルファーもしくは
インストラクターとかトレーナーとかPTの方とかに
感じさせてもらってくださいね♪


感じることで使えるようにもなるし
それによって柔軟性が高まることもよくありますよ好