私が鎌倉にいた頃にたまに受けに行っていたタオヨガ
なんだかんだと鎌倉を出てから連絡もしていなかったけれど
タオヨガを教えているジェシーとは今年再会。

ちょうどコメントでタオヨガの話が出たので
今日は、昔の記事ですが、(もう4年前っ!)
リバイバイル(一部抜粋&改訂)でご覧くださいませ。
(昔の記事だから、抜粋してもいつもよりさらに長め!)

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2006年10月14日の記事より…

今回は、鎌倉で色々なイベントを企画したり鎌倉情報を教えてくれるウェブサイト、
鎌倉ツリープが企画したTAO YOGAワークショップ。

先生はアメリカ・テキサス州出身のジェシー先生。
彼のお父様はマッサージを教えていて、
テキサス州オースティンのロルファーと友達なんですって!

アメリカ、中国、日本等で色々な先生に学んできたジェシー先生。
そして、TAO YOGAとの出会いは、久々にぴ~ん!!と来た出会いになりました☆

はてさて、TAO YOGAとは、一体…??


ちょっとちらしと鎌倉ツリープさんのサイトから説明を抜粋。

“古代中国の秘術-導引、気功法、瞑想法
タオヨガとは、中国の霊山から発祥した伝統的な健康法” 

By ジェシーさんのちらし


“タオ・ヨガとは、中国で3,000年もの昔から伝わる伝統的な健康法で、ヨガの動き、呼吸法、瞑想などを行うことによって気をコントロールし、心身のバランスと調和を保ちます。”      
By 鎌倉treep


“大切なことは、純粋できれいな心。
そして天と地を体を通してつなげる。”
  
By ジェシーさんのクラス



私のワークショップ受講の感想は…

私の思っているヨガのイメージよりも、
気孔と太極拳に近い。
私のいたダンスカンパニーのトレーニングでしていた
気孔や合気道の動きにも似ている。


今回は初級だった事もあり、
ゆっくりリラックスする為の呼吸から始まり、
それから呼吸とゆるやかな動き、
そして、全部で12あるというタオヨガの形の最初の5つを学びました。


無理な瞑想の時間もなく、
自然に瞑想に導かれる感じ。




太陽の光をあびながら、
本当にゆ~~~っくりな動き。
(太極拳ほどではありませんでした)



元々、ロルフィングの創始者Dr.アイダ・ロルフは
ヨガやオステオパシーや色々なもののいい所を利用して
ロルフィングの概念を作り上げました。
だから、ヨガ的要素は多い。



けど、それを今日のTAO YOGAでは
いつものヨガクラスより感じたのです!!


本当に全部覚えていないのが悲しいけれど、
少しだけジェシーさんの言葉をシェアしたいと思います。
(箇条書きみたいになってしまいますがあしからず…)


気とは体の土台。
だから、気のバランスがくずれると体に不調が出る。
そして、気は感情となって現れる時も多い。
朝起きて、なぜだか気分がよかったり、
なぜだか気分が悪かったりする時、
それは気のバランスが違うから。


気は体の土台ではあるけれど、
体はまず一番初めに重要なもの。

まずは体を柔軟にそして強くする事で、気にオープンな構造を作る。
だから、たまに弱い体のまま、気だけを追求している人がいるけれど
それでは気は高まらない。
気はfoundationではあっても、まずは体。そして練習。


プラクティス(練習やトレーニング)とは、
“変化していく”という事。

“これから練習するんだ!”という厳しい気持ちなどは必要ではなく
楽しく、自分自身に微笑んで、その日自分にあったプラクティスをしていく。

日々のプラクティスを続けていくと、
そのプラクティスから学んでいける。
プラクティス自体がわが師となる。


mind(心)とは火のようなもの。
常に動き続けている。
だから、瞑想で“無”となろうとしている時、
ふと想いや考えが湧き上がってしまったら
それにしがみ付くのではなく、
それに気付き、そして手放す。
瞑想や座禅でいう“無”とは、deadなものではなく(死んだような無ではなく)
aliveなもの(生き生きしているもの)でなくてはいけない。



mindが落ち着き、静かになり、無の状態となる時、
それが下の方に落ち着いていく変わりに上の方へと浮かび上がってくるものがある。
それが本来私達が持つ気である。


普段私達が利用する気とは、外からの気。
自然や食べ物や外から自分の体に取り入れ力にする。
武術はこの外気を利用している。


日本では“気”という言葉を使った言葉が多い。
元気とか、天気とか。
きっと昔の人たちは、
気の本当の力を理解し利用していたんだと思う。
今はそれを忘れてしまいがち。
日本の伝統的な芸術には気が多く利用されている。
それを見つめることで、気の奥深い一面が発見できるかもしれない。


と、私が覚えているだけでもこんなにあるの!!!!
素敵じゃないですか???

私はもう“それ、すごくわかります!!!”という感じで。

ありがたい事に、ジェシーさんの言葉をその場で通訳させてもらえる機会をいただいて
(別に予定していたわけではなく、ただそうなってしまっただけなんですが…)
自分の中をそういう素敵な言葉が通っていって、とてもうれしかった☆
響く言葉を通訳させていただけるというのは
とても幸せなことです。


何事も気のバランス。
そして強く柔軟なからだ。


久しぶりに、ちょっとトレーニングしてみようかと思っています。


そうそう、ジェシーさんが、
“気孔というのはここ50年くらいで使われている言葉。
もともとそれと同じ様な事は色々なところで色々な言葉で使われているんだよ”
と言っていましたね。

今月は、私にとって出会いと再生な時期な気がします。



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…とまぁ!なんて長かったことでしょう!

でも私も読み返しながら
深くうなずいてしまいました。
4年前の私、けっこうやるじゃない!


ジェシーは鎌倉でも教えているし
私がお世話になっているSUGATAでも
たまにワークショップをやっていますよ♪