こんにちは。アドバンスト・ロルファー™のユキです。
さて、連日お送りしている、過去記事リバイバル。(オリジナル2011年1月up)
〈ここまでの記事〉
ターンアウトの鍵①
ターンアウトの鍵②
ターンアウトの鍵③
おしりをカチカチにすることで大腰筋に与える影響が書いてあるのが見つかったので、先にこちらをシェアします。
この内容、指導者のためのロルフィング®︎セミナーでも伝えていること。ブログでも公開していたとは!(それも6年以上前)
参考になれば幸いです。
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ターンアウトをする際におしりを使うのを避けたい訳は上記ターンアウトの鍵②に書きました。
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10785370391.html
その中の1つに
★股関節の中で腿の骨の先端(大腿骨頭)がぐっと前方に押されてしまい、股関節前側の靭帯が支えきれず痛めやすい
…という点をあげましたが
これは、ダンサーの人など
脚をムリに外旋させて使うのが癖になっている人にとーーーっても多く見られます。
おしりの筋肉でむりやり脚を外旋(ターンアウト)
↓
腿の骨の先端(大腿骨頭)が股関節の中でぐっと前方に押される
↓
股関節前側の靭帯などが押されて圧迫
↓
そのうち、強い靭帯とは言え、圧に耐えにくく…
↓
股関節を安定させるための靭帯が弱くなってしまうため、その仕事を股関節まわりの筋肉が担うようになる
(大腰筋とか)
↓
大腰筋などの筋肉が、靭帯の変わりに股関節を安定しようと硬くなって頑張る
↓
奥の方で筋肉が硬い感じがしてストレッチをしようと頑張る
↓
大腰筋を伸ばそうとする時は、からだを反らせる動作が多くなり、これまた股関節の中で大腿骨頭が前に押される
…という大腰筋かちかちループに陥ってしまうのです。。。
この状態が強くなると
脚が外旋の状態でかたまってきてしまい
内旋がしにくくなったりします。
そうすると、普段から、つま先は外を向いている状態ばっかりになって
つま先をまっすぐ前にして立つと安定しなかったり
いわゆる、パラレルがとてつもなく苦手に。
もちろん、それは股関節の可動域が小さくなってしまっているということ。
股関節はできるだけフル可動していたい場所。
要注意なのです。
大切なのは、
股関節の中での大腿骨の位置が安定していること。
そのためにも、おしりをムリに使ってターンアウトしないことは、とてもとても大切になってくるわけです。
股関節でターンアウトする(脚を外旋する)イメージ。今度、(効果があるかはわからないけど)紹介します。
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