こんにちは。アドバンスト・ロルファー™のユキです。


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行ったり来たりできる力
ロルフィングで大切にしていることです。


絶賛発売中の自著の中でも触れているし、まったく同じことを書いている過去記事(2011年2月より)見つけたのでリバイバル。なんともともとはそこからさらに古く2006年の記事びっくり


私の伝えていることは、なーんにも変わっていない!!良い意味で照れ


少し文章を編集したけれど、基本的には変えていません。昔の私の心からの直球ど真ん中な声。良い刺激になりました。

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自分のからだの中で居心地の場所“home”を知ることで、そこから出たり戻ったりできること
人にとって、とっても大切な力。


そんなことを、今までに書いていた気が…
と思って見てみたら
ふるーーーーい記事発見。


なんといっても4年以上前の記事。
あまりに長いので、“中略”でご紹介。
たった4年とはいえ、
まだまだ若い勢いを文章に感じます。
それはそれでまたおもしろいかしら…にひひ


<2006年12月14日の記事よりクローバー

さてさて、リバーシビリティー(reversibility)。
日本語で直訳すると、塑性ですって。

塑性:変形しやすい性質。可塑性。(広辞苑より)

プラスティシティー(plasticity)と言ったりもします。これは柔軟性という意味が有。


はてさて、
これがどうロルフムーブメントと関係しているかって事ですが…
関係しているどころか、大きな主要テーマであり、私がムーブメントワークの事を好きな大きな理由です。


リバーシビリティ。
一言で言ってしまえば、
行ったり来たりできる力


世の中には“正しい”という言葉があふれています。


“正しい”姿勢、“正しい”歩き方、“正しい”食事、などなど。。。
前回書いた事とだぶるけれど、誰が決めた“正しい”なのかが問題です。
そして“正しい”の反対は“悪い”なのかどうか?


ロルフムーブメントでは


その人が、その時、その環境、その状況に応じて
動きや姿勢を自然に選ぶ事ができ、1つの場所にとどまる必要がないんだと身体が認識できる能力を育てていきます。


“1つの場所にとどまってしまう”というのが危険なんです。


人は恐怖に向かい合った時、
からだを守る為にからだを丸め前かがみになります。例えば、女性の夜道の1人歩きとかそうですよね?

そこを無理に“正しくまっすぐ”歩く必要はないんです。


必要なのは

その恐怖がなくなった時に、元の場所に戻ってこれること
もう前かがみになっている必要はないんだと、からだが気付けること。


ひょっとしたら、今の自分の姿勢が嫌いかもしれない。
姿勢が悪くて嫌いだと思っているかもしれない。


でも、
きっとそこに行き着いた理由があるはず。
そこにいる利点があるはず。


もし利点が昔はあったんだけど今はないんだったら、やめればいい


簡単にやめられなくても(それが普通だと思うけど)それに気付けたら、それだけでもうこっちのもんです!


気付くだけでいい。それだけ。


これまたロルフムーブメントのいい所☆楽チンなんだ!!


(中略)


自分の体が必要な時に必要な使い方を選べるようになる能力。

例えばダンサーは足が外に開いている人が多いけれど、みんながみんな、生まれ持った構造がそういう風にはなってないんだもん、
ダンスしていない時は、自分の体に戻らないと。
腰痛等の大きな原因です。

リバーシビリティー。

自分のからだの中で行ったり来たりできる力。

正しい場所はひとつじゃない。
1つに決めてしまった時点で、それは正しくなくなっちゃうの。気をつけなきゃ!!



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