先日紹介した、『動揺の時を生き抜くための提案』
②を少し(あくまで私の視点からですが)わかりやすく。

もちろん、他の解釈もあり!自由でいいと思います!
教えてくれた人の意図と違うかもしれないし。

今から書くことは、上の『提案』を読んだけど、
いまいちわからなかった、という人に参考にしてもらえればいいなと思います。


② シンプルなエクササイズを紹介します。
椅子に座って、身体に気づくための静かな場所を見つけてください。
椅子を感じることが出来るかどうか気づいてください。あなたはあなたの感覚とともに座っています。
足で床を感じて、あなたが本当にその中にいるかどうか気づいてください。
呼吸に注意を向け、息を詰めていないかどうかに気づいてください。

あなたの考えに注意を向け、それが急いでいるか、または麻痺、無感覚になっているかを確認してみてください。



>イスを感じることが出来るかどうか。

これは、例えば、
イスの座面がどんな質感か感じられたり(ざらざら、つるつる…)
からだのどこにイスが触れているか感じられたり(おしりのココらへんがあたっているな~とか)
イスの温度が感じられたり(最初ひやっとしたのが、座っているうちにあったかくなったり)
背もたれを感じたり(背もたれにもたれていなくても、その気配を感じたり)
目で見なくても、イスの脚の長さや太さを感じられるかな~とか。



>あなたはあなたの感覚とともに座っています。

上のように、イスをいろいろ感じることができるということは、
必ずそこには“感覚”が存在しているということ。



>足で床を感じて、あなたが本当にその中にいるかどうか気づいてください。

もちろん、足で床を感じるのも
イスを感じた時と同じように、質感だったり、温度だったり、どこに触れているかだったり。

そして、“その中”というのは、きっと“感覚の中”ということ。

感覚というのは、その瞬間に感じていること。
例えば、私たちは足で触れている床が木なのか、カーペットなのか、コンクリートなのか
無意識にわかることができるけれど、
それはいつも“感じている”から。
でも、その“感じている”ことを認識していないと
無意識で過ぎていってしまって、頭でいろいろ他のことを考えれてしまう。

“感じている”ことを認識できている時、
「これはなんだかつるっとしているな~」とか感じている時、
その時、私たちは、その瞬間に存在しています。

感覚の中でにいるかどうかは、
その時に感じていることを本当に感じているかどうかということ。


>あなたの考えに注意を向け、それが急いでいるか、または麻痺、無感覚になっているかを確認してみてください。

感じることともつながると思うけれど、
頭の中でいろいろなことを急いで考えていたり、
何考えているかわからなかったり
感じにくかったり
そういう時は、“今ここにいる”という感覚が薄れがち。

なので、呼吸や感覚に意識を向けると
少し”今ここ”の感覚へと戻りやすくなります☆