お腹の話が続いている気がします得意げ


私がロルフィングやピラティスを通じて出会った
たくさんの女性が

イスに座っている時に
脚を閉じておくために
脚の付け根のあたり(内側)に
力を入れてしまっていがち。

(内ももを使うこととの関係はこちら


そして、脚の付け根に力が入ると
下腹部にも力が入りがち。


無意識にお腹にずっと力が入っている人、
多いのです。


そんな癖があったクライアントの一人が

「脚の付け根の力を抜くと
 お腹の力も抜けて
 今まで吸いにくかった呼吸も
 しやすくなりました!」


…と報告してくれました。


下腹部での不必要な力は
呼吸を妨げがち。

息を入れるために
からだの前側が伸びたいんだけれど
おなかに力が入りすぎていると伸びないし


息を吐くにしても
おなかに力が入っていると
むりやりしか息が外に出せず
そこまでリラックスにつながりません。



そして、その下腹部(や腹部)の緊張は
脚の付け根の緊張からくることもあれば、

おなかは、
いろいろな感情も不安もたまりやすい場所でもあるので
それから来ることも多々あります。


私たちは怖い時、身を守る時に
ほぼ100%、からだを前に丸めます。


お腹の前側には守ってくれる骨がないので
本能的に守らなきゃグー
…とわかっているのかもしれません。


そんな、おなかの緊張に気付いた時には
仰向けに寝て両手を重ねておなかの上に置いてあげて
手の温度や重さを感じてみたり、
逆に手でおなかの質感や温度を感じてみたり

してあげてください。

もちろん!
自分以外の人に、手を置いてもらってもよし!
(お母さんは是非お子さんに☆お腹が痛い時や寝付きが悪い時に、おなかをさすってあげるような感じ。)
手を置いてあげるほうの人は
“何かしよう”と思う必要はありません。
ただ、手を置いて、上記のように感じるだけ。
置かれている人も、ただ感じるだけ。

おなかの上に
ブランケットや毛布や、ぬいぐるみや
何か、少し重さがあって質感がやわらかいものを
置いておいてあげるのもいいかもしれません。






おなかをカバーすることで、
すこしだけでも、気休めかもしれないけれど
“ほっ”とするかもしれません。
少しだけ呼吸がしやすくなるかもしれません。


おなか、やさしくしてあげてくださいね。






他のお腹関係記事は…

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