現在、とあるダンスの先生の
からだの使い方や、生徒にどう伝えていくか
…ということへのサポートを
ロルフムーブメントのセッションでしています。


「できるだけ正解なことを教えてあげたい」

…という先生の気持ち。
長い間、ご自身がからだの使い方で苦労したがゆえのお言葉。


私もそうだったからすごくよくわかります。
自分が悩んだからこそ、
他の人が悩まないようにしてあげたいんですよね。


だから、こう動けばいいんだよ
と、先生は言葉で教えてあげたいわけなんですが

その先生にお伝えするのは、

感覚を通じて
“こう動けばいいんだよ”
…ということを導いてあげないと
ただの外見的な正確さになってしまうということ。



外見的に、メカニカル的に
ここをこう動かせばいい、と伝えても
見た目は美しくなるかもしれないけれど
緊張したり、硬くなったり
表現力につながりにくくなってしまう。



大切なのは、感覚です。
自分で自分のからだを感じるということ。
探求していくこと。


正解は(もちろん、その定義にもよるけれど)
その時その時で違うし、
そしてそれは自分の中にしかありません



動きは、だからおもしろいし
だから大変だし
だから変わっていける。


今までもそうしてきたけれど
これからも、ずっと私の中で
その瞬間での正解を感じて探求していきたいですっ!!