最近、クライアントとヒールの履きこなし方について
よく話しています。

特にこれから夏に向けてサンダルシーズンサンダル
ヒール、それも細めのヒールが出回る時期です。


ヒールをきれいに履きこなすだけだったら
頑張れば何とかなるものですが

美しく履きこなしつつ
足にできるだけ(あくまでもできるだけ)負担がかからず
脚もしっかり使って
健康から遠ざかることのない履きこなし

なっかなか大変だし
なっかなか教えてくれるところが少ない。


今までにもこのブログの中で
靴の選びのポイント
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10515350175.html

ヒールを履いた後のケア法
ケア法①
ケア法②
ケア法③

などなどを紹介してきました。



今日は、ヒールできれいに
そして体に負担の少ない方法で歩くコツについて。

鍵は膝の意識の仕方。


以前、
ヒールを履いていると
膝を曲げて歩きやすい

…という話もしましたね~
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10543681405.html


“美しく歩く”的な本などを見ると
必ず“膝を伸ばす”と書いてあります。


でも、その膝の伸ばし方が問題
それによっては、
一見、歩いている時キレイに見えるかもしれないけれど
膝や股関節の関節の問題や
脚のむくみ
などにもつながりがち。


ヒールを履いている時にムリに膝を伸ばす
どーーーーーーしても
ぐいっと後ろに押し付けてしまいがち
いわゆる、伸ばし過ぎ、過伸展になりやすくなりますガーン

過伸展になりやすくなると
膝裏に力が入りやすくなり
むくみやすくなったり
膝下の外側に力が入りやすくなったり
O脚っぽくなったり…叫び
(詳しくはからだの使い方で変わるO脚

…と問題がつきません。


さて、コツはっ、


膝を伸ばす時に
膝を伸ばそうとするよりも

ヒールを自分のかかとの延長だと思いながら
しっかり地面に伸ばして
※歩いている時の話なので、この時の地面の方向は、真下というより、斜め下という感じかと思います※

脚の付け根もしくは股関節の辺りは
かかとと反対方向に伸ばし
ます。

そう、膝を伸ばすというイメージより
脚全体を伸ばす(その結果として膝が伸びる)イメージ
の方が

実は、見た目も美しく、
そして、からだにも負担が少ないんですよラブラブ!



この動きに慣れるまでは
少しだけゆっくり、そして丁寧に歩幅をとって歩くことがおすすめです。
見た目もその方が優雅ですしね☆


早足で歩くと、歩幅が小さく、脚も伸びにくくなるので
要注意です。


最近、私もヒールを履くことが多いので
この歩き方で負担を軽減しています。
お試しくださいませ☆