先日、ツイッターの中でのやり取りで

「昨日できたと思ったことが、今日できなかったりすることあるね~」

…という話が出ました。


何でもそうだとは思うけれど
ここで言っているのは、動きについて。

あの動きが昨日できたのに
今日はできない。
同じようにやっているつもりなのに、不思議~
シラー
…ということ、体験される方も多いんじゃないでしょうか。


いかに動きに自我やエゴが関係していて
どーーーーしようもない時があったりするのか

いま、その瞬間にいることができて
何も余計なことを考えたりしていない時は
すんなりできてしまう時があったりするのか。

私も未だにバレエのクラスを受けていると
本当にそんなところが面白すぎて、笑えてきちゃう時が。
ちょっと苦笑的な笑いですがガーン


ちなみにこれはダンスだけでなく
スポーツなんかでも同じですね。

早いスピードの動きの中で
からだが望む動きをすることは大変です。



私は、ヨガもピラティスもジャイロもダンスもするけれど
どれもこれもそれぞれ良い所があって
相互に影響しあっていると感じます。

ヨガはゆっくりだったりする分
自分のからだとゆっくり向き合えたりするし

ピラティスは、
ロルフムーブメントなんかで得た繊細な感覚を
いかに即座に実行していくか
というところにつながるし

ジャイロもスムーズな螺旋の動きの中で
ピラティスで見つけるコアの部分から
やわらかく連なる動きを生み出す
ことにつながっていく。


そして、ダンスは…。
ダンスのように早いスピードの中で
ただ、動き方が大切なだけではなく
振りを覚えたり
魅せるところは魅せなくてはいけなかったり
表現力が必要だったり
他の人とタイミングを合わせなくてはいけなかったり…
…と動きだけに集中するようなことができない中では

ヨガよりも、
ピラティスよりも
ジャイロよりも
とにかく、ぼろが出やすいにひひ

ぼろというか、その時のありのままの自分が出てしまいやすい
(それが舞台上になるとさらにそうなので、とてつもない練習が必要になるのもこういうことですね)

そこが多分、とっても大変なところで
とってもおもしろいところでもあり

私の感覚的には
ここのレベルで探求するからこそ
動きの深さがロルファーとしてわかってくるような気がしています。



しっかりと体も心も軸にいることが
早い動きの中で
体の使うべきところを使ってコアから動くためには
必要不可欠。



だからこそ、
ヨガ、ピラティス、ジャイロなんかで
(もしくは他のトレーニングなんかで)
しっかり自分と向き合いながら
からだを調整していくこと
が大切なんだろうな、と思います。
ここで出来ないことは、早い動きの中でもできにくいですからね☆
(時として、早い動きだからこそ、頭で考える余裕がない分からだに素直に動けてできちゃう時もある。これもまた今度書こう)



そう考えると
私がダンスをお休みしていた数年間に
ヨガやピラティスをしていたことが
いかにダンス復帰した時の支えになったかもわかる気がします。


これからも細く長く、体と動きの探求、頑張ります♪