腹横筋は、
いまじゃ有名なコアマッスルの1つ。

腹筋の中でも背面側からきているため
ここが活性されることで
腰椎(腰あたりの背骨)近辺の筋膜も活性されて
腰椎が安定されるので、
とっても重要視されている筋肉の1つですね☆


もちろん、ピラティスでもここは意識していくんですが
この腹横筋、
けっこう広域にあるんです。

いわゆる、お腹の辺りだけではなく
上はみぞおち辺りまで!


よく、ピラティスのクラスやセッションに行くと
「肋骨を広げないように」
…と言われることがあると思いますが
いやいや、なかなか、
このキューイングが誤解を生みやすいショック!


私も地味~にピラティスを受けていた頃そう言われて
ぎゅーぎゅーに締めていたことがありましたが
そうすると
腹横筋ではなくて
腹直筋がぐーっと入ってしまいがち
でした。
そして、そうなってしまう人を度々見かけます。


そんな私が、ロルフィングを勉強して気付いたのが
腹横筋の付着部。
肋骨の縁からみぞおちにかけて付いている部分は
肋骨の内面側に付いているのです。
肋骨の表面側ではなくってです。

それを知ってからは、
腹横筋を意識した時に
自然にほどよく肋骨が“しゅっ”と締まるように。
でも、ぎゅーぎゅーに締まるわけではなく
動ける余裕が十分にある程度

ふーーーーーーーーーーん、なるほど目
…と思ってから
私は大丈夫になってきたのですが

今日、ピラティスwithロルフムーブメントのクライアントも
まったく同じ状態。


彼女が普段習っているピラティスの先生に
「みぞおちは締めておくけど、胸はリフトする」
…と言われるようなのですが、
頭ではわかるんだけど
どうも身体で意識する感覚がわからなかった
様子。

この場所を上のイメージをして使うことで
先生の言っている意味が体で感じられたようです☆☆

腹横筋を意識するには欠かせない鍵の1つを感じられて
よかった、よかった♪
これで普段のピラティスレッスンもさらに快適になるでしょう~。


ただでさえ、ついついキュッとしてしまいやすい肋骨エリア。
ぎゅーぎゅーに締めないように要注意です☆