1年振りのロルフィングクライアント。

からだはすごく柔らかくなっていて
(ロルフィングの効果というわけではなく、彼女自身の生活が変わったのが大きいのだと思います得意げ

以前ロルフィングに来るきっかけになっていた

膝の痛み
腰痛

は、すっかりない様子。


座りっぱなしだと
たまに腰が気になるのと
ちょっとメンテナンス、という理由で
セッションにいらっしゃいました。


硬いところがありながらも
身体が以前より本当にやわらかく
動きへの反応も素直に!


最後に歩きながら

からだの組織(筋膜とか)自体は
すごく伸びやか
になっていたのだけれど

歩くとその伸びやかさが見られない


普段着物を着ることが多いこともあり、
なんだか、そよ風のように
ささささささーと
地面を渡っていく感じで

身体の可能性を考えると
膝の伸びがもっと出てもいいな~と。


からだにポテンシャルはあるのに
それが表に動きとして出てきていない時、
当たり前ですが、
それは構造の問題ではなく機能の問題


なので、ロルフィングのムーブメントエクササイズをしたり
どんな感じがするのか本人にいろいろ感じてもらったり
動きの違いをやって見せていたりしたら


「あ目!!!!
 私、普段の歩き方だと、足を使ってない感じがします!」

…とクライアント。



発見した途端に、
しっかり足で地面を感じながら
足が地面にリーチするような感じで歩き始めました。


大きな変化ですっ。


風のような歩き方が悪いわけではなく、
ただ、もう少し地面のサポートも借りて
足/脚を使って
歩く力を身体につなげてもらいたかったんです。


身体の構造(筋膜や筋肉など)が
緊張や硬さから解放されても
それが動きにつながらなくては
問題が繰り返されたりしがちだし

何より、
ロルフィングのテーマである
姿勢に使うエネルギーをシンプルにして
あまった力を生命力に使おう!
…というところにつながらない。



からだのもっている潜在能力を
しっかりと表に出し始めた瞬間の
クライアントの“はっ”とした顔は忘れられないものですねべーっだ!


膝を伸ばしてないからといって
「膝を伸ばして歩いてね」
…と言うのでは、見た目は変わっても
効果はありません。

感じて使った結果ゆえの
動きの変化
は、
ムリもなく、美しく、伸びやかです☆


セッションでよく出会う光景だけれど

本人も私も

「今だからこそ感じられるんだね!」

…と感じていたので
なんだか印象に残るセッションとなったのでした。