背骨を反らせる動きが
ちょっぴし苦手なクライアントとのロルフィングセッション。

ものすごく感覚の良い人なので
意識を向けることで改善できることも多いのだけれど

背骨の動きに関しては
からだの使い方にも改善の鍵が。


うつぶせから
ヨガでいうコブラの動きのように反らせる時

腰で反ってしまうがために
胸椎がなかなか動いてこない
のが彼女のパターン。


私も元々はこのパターンですにひひ


ぱっと見はうまく反れているように思いきや
実は腰でしか行っていないことが多い叫びこの動き。


腰だけ使って反らせている時
そこに背骨の伸びは生まれていません。



からだのつながりも欠けがちで
脚も体幹につながりにくいし
上半身にもつながらない。



腰を反らせ過ぎることで
つまり動かし過ぎることで
胸椎や頚椎が本来の動きをしなくなってしまいがち
なのですショック!


グループの中に、働き屋さんがいると
ついつい怠けてしまう人が出てくるような感じですべーっだ!


だから、動き過ぎている腰椎は落ち着かせ
お休みしてしまっている胸椎や頚椎に
動いてきてもらいたい!


そのためには、やはり腰椎を安定させる意識です。


ピラティスでやるようなことを
少しロルフィングバージョンに言葉を変えつつ
彼女が意識しにくい部分を見つけつつ進めていきました☆


背骨は、足裏や空間への意識からも
伸びていくものではあるし

ロルフィングでもピラティスでもヨガでも
双方向に伸びる意識で伸ばしていくこともありますが


ちょっと大きな動きになったりすると
どこを支点にしてどっち方向に伸ばしていくのか
…ということがわかった方が伸ばしやすいこともあります。


何かを伸ばそうとした時に
片側で誰かが押さえてくれていた方が伸びやすかったり

アイロンをかける時に
片手で押さえて、
そこから伸ばすようにアイロンがけしていくのが当然なのと同じ感じです。


だから、この場合は、
腰椎を安定させることで(もちろんコアを使ってね☆)
胸椎や頚椎を伸びやすくさせていく

…というような感じだったり

腰椎の安定キューを使いながらも
尾てい骨や仙骨の伸びにも意識を向けてもらったり

その時のクライアントのからだの使い方をみながら試行錯誤。


いろいろな動きをしながら

「ここが変わったら、すっごくからだが変わる気がする目!」

…とクライアント。


ピラティスのエクササイズを少し宿題に。
本人が違いを感じていたので
きっとお家でも続けやすいかな♪


私もそうだったけれど
意識することでからだのバランスを整えることができる人でも
意識しないでも自然に整えていてくれる身体作りはとっても便利。

そういう意味でピラティスのようなトレーニングはすごく有効で、
からだのバランスがある程度とれて
組織に柔軟性や順応性も増しているロルフィング後のクライアントには
さらに有効だと思います☆







9月の名古屋のワークショップ
ちょっとこんな感じのことに触れつつ
首と背骨をみていきますよ~
9/17/2011 10am~ロルフィングスタジオ380

rolferyuki@gmail.comまで★



★背骨についてもうちょっと知りたい方にチョキ

☆背骨のカーブの大切さ
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10822647025.html

☆背骨の感覚をつかむ
この前のスガタでのWSレポート
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10979606249.html

☆首の伸びの鍵は胸椎
首が伸びる感じがうまくできない人に
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10952385937.html

☆引き上げと背骨のカーブ
ダンス、ピラティス、ヨガをする人、良い姿勢を頑張っちゃう人におすすめ
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10645521452.html