身体を痛めてしまった時には休ませたい。
それが理想的な状態です。

けれど
スポーツ選手や、動くことを仕事をしている人は
どうしてもムリしなくてはいけない時があります。


ロルフィングではそんな時、
炎症が起こっている時は
冷やしたり必要な対処をすすめながらも

痛めてしまったところのバランスを整えたり
他の箇所との関係性のバランスをとったり
することで

ムリをしても
できるだけ被害が少ないようにもっていきます。


私もダンサーが本業だった頃、
足をどんなにひどく捻挫しようが
気合いで動ける限り
舞台の上では
やり抜く必要がありました。


その頃のひどい捻挫を
しっかり治さなかったために
ロルフィングを受けるまで
古傷としてずーっと冬には痛みが出ていましたけどね~べーっだ!



先日もスポーツ選手の捻挫をケア。

試合期間はどうしようもないので
冷やしつつも
しっかりラインを整えて動かす
ことをすすめました。

捻挫をするとずっと固定してしまいがちですが
動かす必要がある時はサポーターをして保護しながらも
そうではない時は
冷やしたり
関節のラインを整えた状態で
動かして循環をよくしてあげる
ことが大切です。


そうやって試合期間を乗り切った後、
次の試合までの間は

休ませつつ、
患部を保護しようと筋膜が硬くなるのを
手技でゆるめながら

ラインを整えて動かしていきます。


ただ冷やしたままにするより
ただ固定したままにするより
ずっと機能的な状態でケアすることができます。
すぐに次の試合が待っている時などは特にですね。



ムリをしなくてはいけない時には
ムリをする。
けれど、できるだけ尾を引かないように
最大限のケアをしながらしていきましょうね☆