いつもありがとうございます。アドバンスト・ロルファー™のユキです。


今回もまた探し物をしていて、素敵な過去記事に遭遇。

今でも私がロルフィング®︎のクライアントの方々や、指導者対象のセミナーで伝えていること。もう6年前の記事ですが、核になる部分というのは何年たっても変わらないものですね。


指導者対象のセミナーホリスティック・システムでは、こういったこともふまえながら、自分自身の身体感覚を高め、そこから指導力、アレンジ力、オリジナルを生み出す力を引き出していきます。


ではでは、お楽しみください照れ

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★感覚の罠①★


ロルフィングの大きな特徴として
自分のからだを感じたり認識したりする能力が高まることがあげられます。


私的には
ロルフィングの効果が長続きする理由として、
筋膜へのアプローチもさることながら
意識が変わったり
より感じられる力が高まるところにある
と思ってもいます☆



感覚が高まることで陥りやすいのが
この、
感覚の罠。



感覚が研ぎ澄まされて行くほど
意識が高くなっていくほど
微細な感覚に気づけるようになります。


痛みになる前の"なんか変だな"という感覚のうちに気づけることで
早くにケアをしていくことができる

とっても良いことだし
その洗練された感覚なくしては身体の持つコーディネーション力を発揮しにくいので
欠かせないことなのですが


微細な感覚に自分が振り回されがちにもなったりしてしまいます。


以前とは違って痛かったりはしないのだけれど、

"なんだか気になる"
"なんだか違う"

という感覚が気になり過ぎて

プレゼンスを欠いてしまったり
いい意味での集中ができなくなってしまったり
身体の外の環境へ意識を向けられなくなったり
動きを楽しめなかったりしてしまう。


先に書いたように、
その"なんとなく"を感じられることも、
その"なんとなくの違い"をどうしたら緩和できるかなと探究することも、
どちらも大切です。


ただ、
"なんとなく違うなぁ"ということが気になり過ぎてしまい、
ああでもない、こうでもないと、身体の内側の感覚だけで、探究し過ぎてしまう時、


そこには自分の考えや意思が入ってきてしまい、そして身体の外側からの情報をカットしてしまい
本当にその瞬間の感覚を感じているわけではありません。



だから、なかなか解決しないし
迷宮入りになってしまうことも多い。


感じることでコアコーディネーションが働きやすくなると、私はよく書いていますが
これはあくまで、その瞬間の身体の内側と外側の感覚を感じている時のことです。



内側のからだの感覚だけにとらわれてしまった時は、ついつい自分の身体という小宇宙の中で迷子になってしまいがち。


ロルフィングを通じて感覚が高まるに連れて、
もしくはもともと感覚の洗練した方はなおさら、
感覚の罠にはまり迷宮入りしてしまっているのに出会います。


そしてどうやら、多くの人にとって、感覚が高まると通り過ぎる道らしい


…と、ここ数年感じるようになりました。



私もそういう時期を通ってきたし[みんな:03]

私のクライアントをはじめ、
ワークショップやピラティスのセッションで出会う他のロルファーのクライアントも

その道を通過していく人が多い。



感覚が研ぎ澄まされるのはいいことなのだけれど、
罠にはまるとさぁ大変[みんな:02]
しばらく迷宮入りの日々や年月が続きます。


そんな時に大切なこと。
これは明日!



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