腰痛ロルフィングにいらっしゃる方も多くいますが、


ちょっと気になるくらいの軽い腰痛から
どこに行っても駄目だったという少々深刻なものまで
様々です。


その中でも、
比較的軽度で、
それでいても長期に渡る慢性的な腰痛の中には


ほんの一瞬で改善してしまう痛みもあります(・・*)+++


しかも、筋膜へのアプローチをする前に目


そういうとき、
どこへアプローチしているかというと


からだの各部位への位置関係にアプローチしていたりします。


座る時や立っている時の
ちょっとしたバランスや
足の位置、骨盤の位置、肋骨の位置、頭の位置、


もしくは
最近このブログを読んで興味を持っている人が増えつつある
キネスフィアへのアプローチで


痛みが嘘かのように消えてしまうことがあるわけです。



ちょうどこの前も
名古屋での1回目の腰痛予防WSで
そんなことが起きたばかり。


座っている時のちょっとした位置で
痛みがこつ然と消えてしまう。



位置をまた変えると
痛みが現れたり。


以前紹介した
『ロルフィングで身体がこんなに変わる理由①』
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-11138473845.html

に書いたことに付け足すと


ロルフィングは

重力の中での
身体そのもののバランスや関係性を整えて
痛みを軽減するきっかけを引き出したり
自由に動ける動きやすいからだへ導いていくにあたり


筋膜へのアプローチを手段の1つにしているだけで

筋膜へのアプローチだけによって
痛みを軽減している訳ではないということです。



この前ツイッターでのやり取りで
座る位置によっての歯の噛み合わせの変化を紹介した時に


「この少しずつの位置の違いによってバランスが変わる感じってジェンガ(積み木くずしや、だるまくずしのようなもの)みたい!」


「そのジェンガ全体に
みかんのネットのようなものを張っているのをイメージすると
それが筋膜みたいかも!」



「それわかりやすい!」



…というやり取りがあったのですが、


ロルフィングが筋膜にアプローチするのは
あくまで、このジェンガのような
身体の個々の部分の関係性を整えるためにしています。


このネットがガチガチだったとしたら、
ジェンガのバランスを変えたくても変わらないのと
同じです。


からだの中の関係性が変わって
重力の中でバランスがとれてこれば
身体の痛みや不快感は軽減されることが多いのですが

要は、その関係性やバランスに大きな影響を与えているもの
■筋膜
■知覚
■動き

に働きかけるのがロルフィングなんですね☆



筋膜リリースや筋膜マッサージなどでは
ロルフィングと同じ効果は期待できません
(でも私のからだで受けてきた経験では、普通の筋肉へのマッサージよりも
筋膜マッサージ(本当に筋膜へアプローチできている時に限りますが)は効果は長く続きますハート



それは結局、
筋膜はゆるまっても
その緩まりを利用して
からだの関係性が整うところへ導くところまでしてあげないと
効果が発揮されにくい
わけですね。



そんなロルフィング。

筋膜へのアプローチが欠かせないエッセンスでありながらも
それが最重要でもないというところが
(筋膜だけが変わってもどうにもならないので)
なんだかとっても興味深い☆